Live Photos、動画、バースト写真からGIFアニメを作成できるMomentoを使えば、思い出を簡単に小さなアニメーションに加工できます。バージョン4.0では、iPhoneのデュアルカメラシステムを活用するための新たな機能として、深度マップフィルターが追加されました。
上のGIF画像でわかるように、Momentoは写真の被写体の背後、かつ背景よりも前面に紙吹雪のようなエフェクトを重ねています。これはiOS 11の新しいDepth Map APIを利用して実現されており、開発者はiPhone 7 Plus、そして今後発売されるiPhone 8 PlusとiPhone Xに搭載されているデュアルカメラとポートレートモード機能を活用して、カスタムレイヤーエフェクトやフィルターを作成できます。
Momentoは新しいAPIを使って、明るさ、コントラスト、AR効果など、様々な要素を操作できます。特にAR効果は興味深いもので、写真の雰囲気を一変させることができます。例えば、雪景色の中で人物を撮影する場合、雪の効果を加えることで、その風景に生命感を与えることができます。ただし、現時点ではMomentoは顔が写っている深度写真のみに対応しているため、鉢植えの植物の背後にハートマークを重ねることはできません。
MomentoのDepth Map APIの実装は、将来的にさらに野心的な編集機能が追加される可能性を示唆しています。現在のバージョンでは、Instagramのようなフィルターを使用して、被写体はそのままに背景の色や雰囲気を変化させます。しかし、これらの機能を試してみるほど、被写体の瞬時の切り抜き、背景の入れ替え、さらにはアニメーション化された背景など、さまざまな用途が想像できます。
今のところ、MomentoはAPIを使って十分な機能を提供しています。個々のレイヤーのコントラストと明るさを調整できることで、写真の雰囲気が格段に変わり、GIFやLive Photoとしてエクスポートした際にシーンが生き生きと表現されることに気づきました。PortaitセルフィーもMomentoで使えるはずなので、iPhone XのフロントカメラでGIFを作成できるようになるでしょう。
Plusをお持ちの方、あるいはiPhone Xの購入を予定している方は、Momentoのフィルターは必見です。数ヶ月後にiPhone Xが届いたら、自分でポートレート写真を撮って、フィルターで加工するのが楽しみです。
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