今年初め、AppleはTech Talk World Tourの新たな開催を検討していると噂されていました。これは、開発者向けのイベントシリーズで、WWDCの通常の会場とは別に、様々な都市で開催される一連のイベントです。開発者向けに、追加のセッション、トレーニング、よくある質問への回答などを提供します。Appleは先日、今年9都市で開催されるiOS 5 Tech Talk World Tourを発表しました。

iOS 5をワールドツアーに持ち込み、ぜひご参加ください。Appleのエキスパートから学びながら、iOSのエキサイティングな新技術を活用してアプリを次のレベルへと引き上げましょう。定員に限りがございますので、お早めにお申し込みください。

テックトーク・ワールドツアーは11月にスタートし、1月末まで開催されます。イベント開催都市は以下の9都市です。

• ベルリン - 11月2日
• ロンドン - 11月7日
• ローマ - 11月9日
• 北京 - 12月5日
• ソウル - 12月8日
• サンパウロ - 1月9日
• ニューヨーク市 - 1月13日
• シアトル - 1月18日
• オースティン - 1月23日

Appleによると、iOS Developer Programのメンバーは誰でも参加できますが、App Storeで少なくとも1つのアプリを公開している開発者が優先されます。Appleによると、Tech Talk World Tourのセッションは「高度な技術」を要し、専門家チームが世界中を巡り、開発者がアプリに実装できる高度なコーディングとデザイン手法について解説します。

Tech Talkは無料で、開発者は既存のDevアカウントで登録できますが、Appleから確認メールを受け取った人のみ登録できるため、ゲストを連れてくることはできません。各Tech Talkでは、Appleのウェブサイトに掲載されているアジェンダとセッションが共有されます。Appleは「できるだけ多くの開発者にTech Talkに参加する機会を提供したい」と考えているため、開発者は複数の都市に登録することはできません。また、Appleはリリース前のソフトウェアがTech Talkで取り上げられる可能性があると述べているため、開発者は機密情報を共有しないよう、iOS開発者プログラムライセンス契約およびApple登録開発者契約を遵守する必要があります。

各Tech Talkセッションでは、iPhoneおよびiPadのユーザーインターフェースデザイン、AirPlay、UIKit、Game Centerを使用したターンベースゲーム、AV Foundation、Core Image、Newsstandアプリなどのトピックが取り上げられます。開発者の方は、Appleのイベント公式ページからTech Talk World Tour 2011への登録が可能です。