
WWDCでは、サードパーティ開発者が楽曲認識サービスを自社アプリに組み込むことを可能にする新しいフレームワーク「ShazamKit」が発表されました。それから1週間も経たないうちに、Appleはサービス開始以来、月間認識楽曲数が10億曲を超え、Shazam回数は累計500億回を超えたと発表しました。
「Shazamは魔法の代名詞です」と、Apple MusicおよびBeats担当バイスプレジデントのオリバー・シュッサーは述べています。「ファンがほぼ瞬時に曲を認識できるだけでなく、アーティストが発見されるという点でも、Shazamはまさに魔法のようです。月間10億回も認識されているShazamは、世界で最も人気のある音楽アプリの一つです。本日の節目となる出来事は、人々がShazamを愛しているだけでなく、世界中で音楽の発見への欲求がますます高まっていることを示しています。」
月間10億という数字を理解するために、2002年にテキストメッセージサービスとして設立されたShazamは、最初の10億曲の認識に到達するまでに10年を要しました。それ以来、認識率は着実に向上しており、これまでに合計500億曲以上が認識されています。
今秋、Appleの最新OSがリリースされると、開発者がアプリにShazamKitの搭載を開始するにつれ、Shazamの月間マッチング率はさらに加速すると見込まれます。この新しい楽曲マッチングフレームワークは先週のWWDCで発表され、開発者はアプリに楽曲を認識し、曲名、アーティスト、ジャンルなどの情報をユーザーに報告する機能を追加できるようになります。
App Storeがオープンした当初からShazamを使っていますが、開発者がShazamをどのように活用していくのか、とても興味があります。例えば、Marcos Tanaka氏のアプリ「MusicHarbor」でフォローしているアーティストをShazamで簡単に追加できるようになるかもしれません。App Storeにはすでに数多くのサードパーティ製音楽アプリが提供されているので、この新しいフレームワークがすぐに様々な革新的な活用方法を見せてくれることを期待しています。
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ジョンは MacStories の編集長で、2015 年にチームに加わって以来、Apple とアプリについて執筆しており、現在はフェデリコとともにサイトを運営しています。
ジョンは、アプリの世界を紹介する「AppStories」、アメリカとイタリアの文化の楽しい違いを探り、リスナーにメディアを勧める「MacStories Unwind」、奇妙なウェブと珍しいスナックを紹介する番組「Ruminate」、持ち歩くゲームを紹介する番組「NPC: Next Portable Console」の 4 つの MacStories ポッドキャストの共同司会者も務めています。