Apple、Lodsys訴訟への介入を申し立て

Apple、Lodsys訴訟への介入を申し立て
Apple、Lodsys訴訟への介入を申し立て

FOSS Patentsによると、AppleはLodsysと複数のアプリ開発者間の訴訟に介入する申し立てを行った。Lodsysは9日前、東テキサス州でIconfactory、Illusion Labs、Quickofficeを含む複数のアプリ開発者に対し、自社が保有する特許をめぐり民事訴訟を起こした。

LodsysはAppleによる本件介入に反対できるものの、FOSS Patentsは「Appleが介入者として認められる可能性はかなり高い」と述べている。Appleの抗弁案では、AppleとLodsysとの間の既存のライセンス契約は、訴訟の対象となっているサードパーティ開発者にも適用されると主張している。これは、AppleがLodsys宛ての書簡でも主張している主張である。一部の予想とは異なり、Appleは特許の有効性に異議を唱えるなどの他の抗弁を主張していない。しかし、サードパーティ開発者は依然としてそうした抗弁を主張する可能性がある。

Appleが介入するだろうと、私はかなり楽観的に考えています。その前例があるようです。Appleは、ほぼ類似した訴訟で認められた介入事例を3件挙げています(Intel対Negotiated Data Solutions、Intel対US Ethernet Innovations、そしてMicrosoft対TiVo)。

Appleと開発者の関係がどのようなものなのかは明らかではない(おそらく秘密保持契約に基づくものと思われる)が、Appleが開発者の金銭的負担、そして場合によっては潜在的なリスクについても支援する可能性が高い。Appleは申立書の中で、Lodsysが訴えている開発者は「Appleよりもはるかにリソースの少ない個人または小規模な団体であり、ライセンス契約に基づくAppleの権利を適切に保護するための技術情報、能力、そしてインセンティブを欠いている」と述べている。

FOSS Patentsは投稿の中で、開発者にアプリに関する潜在的な法的問題について尋ねるiTunesConnectアプリ管理サービスのスクリーンショットもいくつか公開しています。開発者が法的問題に「はい」と答えた場合、そのアプリは新しいiCloudサービスを通じて「App Storeの顧客が以前の購入として復元したりダウンロードしたりすることができなくなる」ことになります。

Appleの介入申立ての詳細を知りたい方は、FOSS Patentsが分かりやすくまとめており、申立てでは回答されていない疑問点も掲載されています。勇気のある方は、公式の申立て書をこちらで読むこともできます。

[FOSS Patents経由]

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元MacStories寄稿者。