私は毎日iPhoneとiPadでたくさんのスクリーンショットを撮ります。64GBのiPhone 6にアップグレードする前は、これが問題でした。スクリーンショットは写真と一緒に時間の経過とともに蓄積され、iPhone 5sの16GBのストレージをあっという間に消費してしまうのです。写真とは異なり、スクリーンショットは後で見るために保存しておきたくありません。そのため、すべてのスクリーンショットを確認するのは非常に面倒で時間がかかります（写真とは異なり、スクリーンショットは写真アプリのサムネイルでは認識しにくいからです）。

NFN Labsが開発したScreenyは、iOS 8の新しい開発者APIを活用して、複数のスクリーンショットを一度に削除できるようにすることでこの問題を解決します。iOS 8より前のバージョンでは、写真アプリはフォトライブラリへの読み取りアクセスしかリクエストできず、写真アプリ内のオリジナルファイルを編集したり、ファイルを削除したりすることはできませんでした。iOS 8ではこの点が変更され、Screenyはライブラリ内で見つかったすべてのスクリーンショットを収集し、一括削除機能を提供します。

Screeny はフォトライブラリをスキャンし、見つかったスクリーンショットの数と、それらのファイルがデバイス上で消費している容量（MB）の概算を表示します。その後、すべてのスクリーンショットを選択するか、個別に選択するか、過去15日間と30日間に見つかったものを除くすべてを選択することができます。最後に「削除」をタップすると、Screeny はライブラリからファイルを消去します（iCloud フォトライブラリを有効にしている場合は、すべてのデバイスからもファイルが削除されます）。Screeny は、さらに容量を節約するために通常の写真を何枚削除できるかについても教えてくれます。この点については、開発者が Medium のブログ記事で詳しく説明しています。

ScreenyはiOS 8以前の手動操作に比べれば既に改善されていますが、アプリにいくつか追加してほしい機能があります。まず第一に、ScreenyはiPhone専用で、iPadに互換モードでインストールしても、削除対象となるスクリーンショットはiPhoneサイズのものしか見つかりません。1^また、スクリーンショットをグループ化するためのフィルターがもっとあれば良いでしょう。例えば、過去1週間や6ヶ月間のスクリーンショットや、連続して撮影されたスクリーンショットや数分以内に撮影されたスクリーンショット（つまり、同じ「セッション」に属するもの）を検索する機能などです。

Screenyは、スクリーンショットを頻繁に撮る人にとって便利なユーティリティです。iOS 8の新機能を活用して、iPhoneの時間と容量を節約します。App Storeで0.99ドルで購入できます。