昨夜、ノースカロライナ州メイデンにあるAppleの新しいデータセンターが、多くの情報筋によると「間もなく」稼働を開始する準備が整っていると報じました。ここ数週間、Appleが現在の50万平方フィート（約4万平方メートル）から、施設の規模を100万平方フィート（約9万平方メートル）に倍増させる意向があるという噂が流れていました。

今では、Appleは最初からデータセンターの規模を拡大する計画を立てていたことが判明しており、このプロジェクトは「ドルフィン」と名付けられ、「フェーズ2」には前述の拡張が含まれるはずです。

MacRumorsとAll Things Digitalは、ノースカロライナ州カトーバ郡のFlickrページに掲載された、Appleの施設の詳細なレンダリング画像に言及しています。この画像には、2つのデータセンターが隣接して配置されています。この写真は昨年の夏に撮影されたため、Appleは当初から電力とサーバーの増強を計画していた可能性があります。MacRumorsはまた、公表されている規模は2棟の建物を含むプロジェクト全体を指し、現在の建物の面積は25万平方フィート（約2万4千平方メートル）になるのではないかと推測しています。

この発見は、現在の施設の規模についても疑問を提起しています。施設に関する公開情報では、常に50万平方フィートのプロジェクトで、費用は約10億ドルとされていました。そのため、データセンターの規模が倍増するという噂は、施設の総面積が100万平方フィートに達すると想定されていました。しかし、公表された数字は実際には両方の建物が完成した後のプロジェクト全体を指し、稼働開始予定の現在の建物の面積は25万平方フィートに過ぎない可能性もあるようです。

いずれにせよ、Appleがこのデータセンターに賭けていることは明らかです。そして、それが一体何なのか、今から待ちきれません。