
Microsoft OfficeのTouch Barサポートは、昨年秋にAppleのMacBook ProイベントとMicrosoftのブログで発表されました。これらの機能は、誰でも参加できるパブリックベータプログラムであるOffice Insiderを通じて、Microsoft Officeスイートの一部アプリに搭載され始めています。Touch Barサポートは現在Word、Excel、Powerpointで利用可能で、後日OutlookとSkypeにも追加される予定です。これらの機能は現時点ではOffice Insiderプログラムでのみ利用可能ですが、今年後半には他のユーザーにも利用可能になる予定です。私は最新のOfficeベータ版にアップデートし、新しいTouch Bar機能を試してみました。
Word では、書式設定、スタイル適用、表編集ボタンなどの Touch Bar サポートが提供されています。また、Word に「フォーカスモード」が追加されました。このモードでは、アプリからすべてのメニュー、コントロール、ステータスバーが削除され、黒い背景に作成中の文書だけが表示されます。フォーカスモードは、Touch Bar の最も効果的な使用例の一つです。よく使うコントロールを Touch Bar に移動することで、両方の長所を活かすことができます。つまり、これまでは逆の用途で知られていたアプリにおいて、すっきりとした最小限の文章作成環境を実現しながら、よく使う書式設定ツールをすぐに使える状態を実現できるのです。
ExcelにはWordと同様の書式設定ボタンが搭載されていますが、スプレッドシート特有のスタイル設定オプションと、一般的なグラフの種類へのクイックアクセス機能が追加されています。スタイル設定ボタンは、Touch BarのOLEDディスプレイにより、適用した書式設定をフルカラーでプレビューできるため、特に便利です。また、Excelでは、セルに数式を入力し始めると、Touch Barに数式検索結果が表示されます。
PowerPointでは、プレゼンテーションモード時にTouch Barにミニスライド画像が表示され、プレゼンテーションの特定の部分に簡単に移動できます。PowerPointには、スライド、表、図形を追加するためのボタンも用意されています。Word、Excel、PowerPointにも、Touch Barから最近使用したドキュメントにアクセスできるボタンがあります。
タッチバーは、Microsoft Office Suiteの機能豊富なアプリに最適です。各アプリでタッチバーを活用できる可能性はまだまだ広がりそうですが、まだテスト段階の初期段階なので、今後数週間でさらに多くのタッチバー機能が追加されても不思議ではありません。Officeのタッチバーサポートをテストしてみたい方は、こちらからOffice Insiderプログラムにご登録ください。
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