正直なところ、Blackberryを持ち歩くビジネスマンやビジネスウーマンがAndroidスマートフォンを使うなんて、想像もつきません。Android端末はExchangeのサポートがそれほど充実しているわけでも、セキュリティ機能もそれほど優れているわけでもないことを考えれば、真剣に検討できるかどうかさえ分かりません。確かにこの「オープンソース」プラットフォームを検討している企業もあるでしょうが、まだ新しいものに時間を無駄にするのはもったいないです。iPhoneはこうした機能面でどんどん進化していますし、企業がこの洗練された小型スマートフォンを採用し始めていることについてもお話ししました。とはいえ、企業にとってiPhoneはまだ立派なBlackberryには及ばないのも事実です。

Information Week は、Androidの市場シェアが上昇している（そして何らかの理由で優秀なエンジニアがいる）という点以外、あまり詳しく述べていない記事で、Androidの売上増加が企業ユーザーの増加につながるかどうかについて考察しています。私はそうではないと主張します。CIOが新しいデバイス、あるいは複数の異なるデバイスを習得し、管理する手間をかける価値はあるのでしょうか？全員の理解を得るのは容易ではありません。問題はどのスマートフォンが優れているかではなく（Blackberryは確かに優れた企業向け機能を提供していますが）、X社が従業員を新しいプラットフォームに切り替えやすいかどうかです。