ワードゲーム中毒の皆さん、家族や友人、そして生産性にさよならを告げましょう。Spelltowerがこれまで以上にパワーアップして帰ってきました。Zach GageとJack Schlesingerが新たにリリースしたSpelltower+は、オリジナルゲームを最新のiPhoneとiPadの画面サイズに合わせて現代風にアレンジし、多数の新ゲームモードを追加し、その他いくつかの重要な機能強化を備えています。長年のSpelltowerファンの方でも、全盛期に全くSpelltowerを知らなかった方でも、Spelltower+は注目に値します。

私はどういうわけか、Spelltowerを初めてプレイする機会を逃してしまった一人です。Zach Gage氏のゲームで初めてプレイしたのはFlipflop Solitaireで、それ以来ずっと彼の作品を熱心に追いかけています。数ヶ月前、Gage氏のiOS版ポートフォリオを徹底的に調べていたところ、Spelltower（2011年にリリース）は当時としては大ヒット作のように見えましたが、残念ながらアプリが古めかしく感じられたため、ダウンロードしませんでした。こうした経緯があるからこそ、今日のリリースは私にとってさらに興奮を掻き立てるのです。

Spelltowerは、文字のグリッドをなぞって文字を繋げ、できるだけ長い単語を作る単語ゲームです。点つなぎゲームに似ていますが、文字が使われています。文字は、斜めや逆向きなど、どの辺にあっても繋げることができ、単語が長ければ長いほど有利になります。ほとんどのタイルは標準的なものですが、特定の色のタイルは何らかのボーナスをもたらします。例えば、青いタイルは、そのタイルが置かれている列全体を消します。黄色いタイルはSpelltower+に新しく追加されたもので、単語の得点に倍率がかかります。ゲームプレイは非常にシンプルですが、一度プレイすると止められません。とにかく楽しく、素晴らしいサウンドデザインとiPhoneの触覚フィードバックが、質の高い体験を生み出しています。

Spelltower+には、タワー、パズル、ラッシュといったオリジナルゲームの人気モードに加え、パズルのバリエーションとなる全く新しいモードがいくつか追加されています。ダブルパズルでは、通常のパズルモードでは1行追加される単語ごとに画面が2行追加されます。バブルパズルでは、バブルを割って隣に単語を作るまで使用できない、泡だらけのタイルが登場します。Exパズルでは、一部のタイルに最大8文字の長さの単語が必要なため、非常に長い単語を作る必要があります。

新しい「サーチモード」では、中央のタイルに星が描かれた正方形のタイルが配置されます。プレイヤーの目的は、中央のタイルを使ってできるだけ最適な単語を作ることです。中央のタイルを使わずに単語を作ることもできますが、得点は中央のタイルを使った単語のみに加算されます。時間がない時や、連続してたくさんの単語を作る精神的な負担を避けたい時に、「サーチモード」は楽しい選択肢だと感じています。また、「デイリーサーチモード」も用意されており、既存の「デイリータワー」オプションに加えて、毎日新しいチャレンジに挑戦できます。

最後に紹介する新モードは「ブリッツ」です。マゾヒストの方にだけプレイすることをお勧めします。ブリッツモードでは、画面の下から上へと絶えず上昇する波があり、それが上に到達すると新しい列が追加されます。自分の運命を予感させるタイマーを延々と見続けるプレッシャーから、私はこのモードを避けがちです。

新モードが本作の最大の魅力ですが、重要な追加機能はそれだけではありません。最新のiPhoneとiPadの画面サイズすべてに対応しました。データの復元にiCloudバックアップが追加されました。さらに、Game Centerとの連携により、リーダーボードや実績も利用可能になりました。

App Storeの初期にリリースされたゲームの多くは、新しい世代のiOSユーザーに楽しんでもらえることなく、徐々に姿を消していきます。Spelltowerがそのようなタイトルの一つにならないことを嬉しく思います。Spelltower+は、クラシックゲームの素晴らしいリローンチであり、オリジナルのファンに十分な楽しみを提供しながら、全く新しいユーザー層向けに再パッケージ化されています。ダウンロード前にスケジュールを空けておくか、自己責任で進めてください。

Spelltower+ は App Store から無料でダウンロードできますが、完全なゲームのロックを解除するには 4.99 ドルのアプリ内購入が必要です。