Googleは数分前に同社ブログで公式発表を行い、iPhone向けLatitudeの新バージョンを公開した。Android端末でも利用可能なGoogle Latitudeは、iPhoneのGPS機能を使用して地図上に現在地を表示し、友達が何をしているのかを知ることができる。こちらから入手可能な新しいバージョン2.1では、Latitudeがバックグラウンドで位置情報を更新するように設定されていれば、場所に「チェックイン」すると自動的にチェックアウトされる。こうすることで、友達はあなたの位置情報を見ることができるだけでなく、例えば近くのスターバックスでコーヒーを飲んでいるなど、あなたが何をしているのかを正確に知ることができる。アプリ内の巨大な「チェックイン」ボタンで簡単にチェックインでき、プライバシー設定でチェックインを全員、友達のみ、または完全に非公開にすることもできる。

「チェックイン」ボタンをタップして、近くのスポットでチェックインを始めましょう。お気に入りのスポットを訪れるたびにチェックインを続けると、そのスポットで特別なステータスを獲得できます。お気に入りのスポットでレギュラー、VIP、そしてグルへと昇格していくだけでなく、テキサス州オースティン近郊にお住まいの方は、ステータスを獲得することで60以上のスポットでチェックイン特典を利用できるようになります。

位置情報の共有と同様に、Latitudeのチェックインのプライバシーも管理できます。チェックインは100%オプトインで、チェックイン内容をLatitude上の友達と共有するか、ウェブやGoogleプロフィールで公開するか、あるいは自分だけに公開するかを選択できます。

今回のアップデートでGoogleは、Facebook PlacesやFoursquareといった人気のチェックインサービスに代わるサービスを構築しようとしていることは明らかです。これらのサービスは、位置情報を共有し、ポイントやバッジを獲得するための事実上の標準となっています。新しいGoogle Latitudeが成功するかどうかは分かりませんが、ぜひアプリをこちらから試して、ご意見をお聞かせください。ダウンロードは無料です。