
Appleの生産性向上スイート「iWork」に含まれる3つのアプリすべてが、今週、大幅なアップデートを受けました。アプリやプラットフォームによって変更内容は異なりますが、主な変更点はアプリの柔軟性、テキストスタイル、画像処理機能の向上、そしてiOSではペンシルとの連携です。
Mac版のPages、Numbers、Keynote、およびiOS版では、テキストにグラデーションや画像を使ったスタイルを適用できるようになりました。また、新しいアウトラインスタイルも追加されました。画像、図形、数式をテキストボックス内にインラインで配置できるため、テキストボックスを移動させると、それらも一緒に移動します。また、書類に写真を追加すると、顔検出機能によって写真の配置場所がインテリジェントに決定されます。
iOS版のPages、Numbers、Keynoteでは、Apple Pencilをダブルタップすることで、スクロールと選択、描画の2つのモードを切り替えられます。また、新しい「スペル学習」機能を使って、アプリの辞書を編集できるようになりました。箇条書きのサイズと色の変更、カスタム箇条書きの追加、箇条書きリストのインデントレベルの変更は、3つのアプリすべてで可能で、表のセルの境界線の変更も可能です。さらに、3つのアプリすべてに、系列のスタイル設定、列間隔の調整、トレンドラインの追加など、新しいグラフ編集機能が追加されました。
残りの変更点の大部分はPagesとNumbersに関するものです。iOS版とMac版の両方のPagesとNumbersに、Pages書類内の他のページやNumbersのシートにテキストをリンクする機能が追加されました。また、両プラットフォームのPagesでは、書類のページまたはセクションを2つの異なる書類間でコピー&ペーストしたり、マスターページを再適用して書類をデフォルトのスタイルに戻したりできるようになりました。iOS版とMac版のPagesで小説を作成するための英語版テンプレートも用意されています。
最後に、Numbers の両方のバージョンでは、スプレッドシートで新しい、より強力な 128 ビット計算エンジンが使用され、フィルターされたテーブルに行を挿入する機能が追加されています。
iWorkアプリの全バージョンがアップデートされるのは素晴らしいですね。PagesやKeynoteは普段使いませんが、Numbersはほぼ毎日頼りにするアプリになりました。たとえ別々のコードセットを保守する必要があったとしても、Mac版とiOS版の機能をほぼ同じように維持してくれたAppleの姿勢には感謝しています。
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