
日刊工業新聞の報道によると、AppleはiPhone用ディスプレイの製造のため、石川県にある東芝の新液晶工場への投資を計画しているという。MarketWatchが伝えたこの報道によると、AppleはiPhone用液晶ディスプレイの日本国内唯一のサプライヤーとして東芝を選定し、シャープとの投資交渉を事実上打ち切ったという。
報道によると、シャープはもはやアップルの投資対象ではないという。シャープは水曜日に発表した声明で、日刊工業新聞の報道は「事実と矛盾している」と述べた。
東芝の液晶ディスプレイ部門の広報担当者はコメントを控えた。
1月に行われたAppleの第1四半期決算発表後、Appleの最高執行責任者(COO)ティム・クック氏は報道陣とアナリストに対し、同社が39億ドル規模の部品供給契約を主要分野で締結したことは「Appleの資金の実に素晴らしい使い方」だと語った。多くの人が、フラッシュストレージ供給契約や契約に続き、Appleは高解像度LCDディスプレイをiOSデバイス製造プロセスの重要な要素と見なしたと推測した。当時、憶測やティム・クック氏自身の発言から、Appleは東芝やシャープを含む3社のメーカーと契約を締結したと示唆されていた。第1四半期決算発表の1か月前には、Appleが東芝と11億9000万ドル規模の新工場への投資について協議していると噂されていた。これは日刊工業新聞が本日報じている内容と同じだ。しかし同時に、複数の報道によると、Appleはシャープの12億ドル規模の施設への2度目の投資も検討しているという。600億ドルを超える現金があれば、LCD製造への二重投資は誰も驚かなかっただろう。しかし、今日の報道ではシャープとの契約が成立しなかったことが確認されたようで、iPhoneの液晶画面を製造する唯一の日本の企業として東芝が選ばれたことを示唆している。
Apple の第 2 四半期の業績発表は、本日午後 5 時 (東部標準時) に予定されています。
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フェデリコはMacStoriesの創設者兼編集長であり、アプリ、開発者、iPad、iOSの生産性向上に焦点を当ててApple関連の記事を執筆しています。2009年4月にMacStoriesを設立し、以来Apple関連の記事を執筆しています。また、アプリの世界を探求する週刊ポッドキャスト「AppStories」、メディアなどを楽しく探求する「Unwind」、そしてポータブルゲームと携帯ゲーム機革命をテーマにした番組「NPC: Next Portable Console」の共同司会者も務めています。