Appleは本日、医療研究における取り組みの新たなフェーズを発表しました。2017年末に開始され、今年初めに最初の結果を発表した心臓研究に続き、Appleは現在、3つの新たな研究を同時に開始しており、ユーザーは新しいApple Researchアプリから参加登録できます。

「本日は、医療界が長らく探し求めてきた分野において、驚くべき知見をもたらす可能性のある研究イニシアチブに着手する重要な瞬間です」と、Appleの最高執行責任者（COO）であるジェフ・ウィリアムズは述べています。「Researchアプリケーションに参加する皆さんは、新たな発見につながり、何百万人もの人々がより健康的な生活を送れるよう、計り知れない影響を与える機会を得ています。」

ユーザーは、女性の健康研究、心臓と運動に関する研究、聴覚研究といった新しい研究のいずれか、あるいは複数の研究に参加できます。これらの研究はいずれも、医療の進歩を支援するために、iPhoneとApple Watchを使用して特定のデータを収集します。

健康に関連するものにはプライバシーに関する懸念がつきものです。そのため、リサーチ アプリのオンボーディング フローには、次の 4 つのポイントで述べられている非常に明確なプライバシーに関する取り組みが含まれています。

1. あなたのデータは販売されません。
2. どの研究に参加するかはあなたが決めることができ、またいつでも研究から離脱することができます。
3. 共有するデータの種類を制御でき、いつでもデータの共有を停止できます。
4. 研究では、データがその研究をどのように裏付けているかを説明する必要があります。

ティム・クック氏は、Appleにとって健康問題がいかに重要かを幾度となく強調してきました。健康は単なる趣味ではなく、Appleが人類に貢献する最も重要な分野になると確信していると述べています。こうした研究は、その目標達成に向けた取り組みの一つと言えるでしょう。