フォトストリームは[1]うまく機能すれば便利です。基本的な仕組みは至ってシンプルです。あるデバイスで写真を撮ると、iCloud経由で他のすべてのデバイスに自動的に転送されます。

実際には、これは複雑な機能です。Appleはフォトストリームに容量と時間に基づく制限を設けています。フォトストリームは、 iCloudの一部であるユーザーフォトストリーム（「マイフォトストリーム」と呼ばれます）と共有フォトストリームの両方で構成されますが、ストレージ容量を消費するのはユーザーフォトストリームのみです。Appleがフォトストリームのルールを策定するのに、実際の技術を構築するよりも時間がかかったとしても不思議ではありません。説明するのは難しいので、フォトストリームの仕組みと機能を理解するには、こちらのMac Power Usersのエピソードを聞くことをお勧めします。

私のワークフローでは、iOSからOS Xへ写真を素早く転送したり、Macを完全に使わずに済むような新しいソリューションを導入していますが、それでもiPhotoを起動したまま写真をドラッグしてFinderや他のアプリに取り込む必要がある時や、そうしたい時があります[2]。MyPhotostreamはMac上で動作する軽量なフォトストリームクライアントで、個人用フォトストリーム（共有フォトストリームは除く）への読み取り専用アクセスを提供します。

MyPhotostreamは、フォトストリームがデータを保存しているディレクトリを見つけ、同期されたすべての写真を新しい順に表示します。スマートフォルダやHazelフィルターを作成すればMyPhotostreamと同じ機能を実現できますが、このアプリはFinderのサブフォルダや並べ替え基準を扱う手間が大幅に省けます。なぜなら、アプリはただ動作するからです[3]。アプリをダウンロード後、データベースの初期更新を待つと、数秒後にMyPhotostreamが小さなウィンドウにフォトストリームの写真をすべて表示し、iPhotoのような煩わしさを感じさせませんでした。ウィンドウにはサムネイルが表示され、簡単に確認でき、サイズを変更したり、全画面表示にしたりすることも可能です。

右クリックで写真をTwitterやFlickrなどのシステムサービスと共有したり、他のアプリで開いたり、ダウンロードフォルダに保存したりできます。残念ながら、iPhotoのように写真を選択してFinderや他のアプリにドラッグすることはできませんでした。これはアップデートで修正される可能性のある制限事項のようです。

iPhotoは好きではないけれど、フォトストリームで受信した写真を見たい場合は、MyPhotostreamがシンプルで高速な代替ビューアです。読み取り専用で、開発者のウェブサイトで詳細が説明されているその他の制限事項があります。また、OS Xとの統合性を高めるためにドラッグ＆ドロップのサポートも必要です。他にも、アプリを開いているときに新しい写真が見つかった場合、アプリが自動的に更新され、通知が表示されるなど、便利な機能がいくつかあります。

よりシンプルなフォトストリームビューアをお探しなら、MyPhotostreamがおすすめです。7日間の無料トライアルもご利用いただけます。フルバージョンをご利用いただくには、ライセンス1件につき3.99ドルが必要です。