Mac App Storeは、Mac OS X 10.6.6アップデートの一環として、予想より早くリリースされました。Macソフトウェアを検索・ダウンロードできるこの新しいストアは、当初多くの人が予想していたよりも数時間早くオープンしたため、すでに24時間以上が経過しています。それでも、多くの開発者は今朝、AppleのiTunes Connectサービスから提供されるMac App Store初日の自社アプリの販売数を確認するため、不安を抱えていました。ICの「売上とトレンド」セクションからレポートを生成しようとする際に、多くの開発者がまだ問題を抱えている一方で、最初の数字は出てきました。そして、それは非常に興味深い内容です。

まず最初に、私たちの友人であるSteve Strezaが、ここでプレビューしたMac用アプリ「Todolicious」の売上数を投稿しました。Todoliciousは、MacのToDoリストを、シンプルなウィンドウ内で最小限の手間で管理できるアプリです。このアプリはMac App Storeで4.99ドルで販売されており、有料アプリランキングで68位、日中は38位まで上昇しました。現在は有料アプリランキングで70位につけています。また、有料生産性アプリランキングでも11位を獲得しました。Mac App Storeの初日には245本が販売されました。

販売価格が4.99ドルの場合、初日の売上高は857.50ドルとなります。これは全世界での数字で、売上の大部分は明らかに米国内からのものです。

Streza 氏はまた、Angry Birds と Twitter for Mac がストアで最もダウンロードされたアプリであるという私たちの考えを裏付けています。

調査結果とチャート上の順位から、発売日100万ダウンロードの大半は、Angry BirdsとTwitterという二大巨頭によるものであることが明らかです。多くのアプリケーション開発者にとって、発売日の販売数は低調に終わったでしょう。

また、Mac App Store を使用するにはシステムアップデートをインストールする必要があるため、一部のユーザーはすぐにアップグレードをためらうかもしれないと彼は考えている。

以前ここで紹介したアプリ「Unretina」の開発者たちは、Mac App Storeでの最初の24時間でアプリのダウンロード数が文字通り急増したことを目の当たりにしました。開発者たちはこのユーティリティのダウンロード数を100～1000件程度と予想していましたが、今朝、米国だけで3000件を超えたことに非常に驚いています。

すごいですね。オーストラリアのような国では数時間しか開いていなかったことを考えると、明日も良い数字が出ると予想しています。

MacRumorsは、他にも注目すべきアプリの売上数を報じています。iOSとOS X向けの人気ゲーム「Chopper」は、バージョン2.0が3万本近く売れ、1日で2万ドル以上の売上を記録しました。MacRumorsが連絡を取った他の開発者には、「4x4 Offroad Racing」の開発陣も含まれており、同アプリはこれまでに93本を販売しています。また、「Visual Differ」（フォルダやファイルを並べて比較できる3.99ドルのユーティリティ）の開発者であるDavide Ficano氏によると、同アプリは初日に65本の売上を記録したとのことです。

Mac App Storeの今後の展開、そしてiOS App Storeで見られたような「底値競争」によってアプリの価格が下落していくかどうかは、今後の動向を見守る上で興味深いところです。Appleをはじめとするデベロッパーは、フル機能のアプリケーションやプロ向けツールを29.99ドル以上で販売することで、明らかにトレンドを形成しています。長期的に見て、この動向がどうなるか注目です。