昨日はSquareにとって大きな節目となる日でした。モバイル決済スタートアップである同社は、1日あたり100万ドル以上の決済処理というマイルストーンを達成しました。また、昨日AppleがiPad 2発表イベントで上映した「2010年：iPadの年」ビデオでもSquareが紹介されました（基調講演を見逃した方は、ストリーミングまたはダウンロードできます。Squareは11分目に登場します）。

このスタートアップ企業は、昨年秋に週あたり数百万ドルだった決済取引を着実に増加させています。1月には、Squareの最高執行責任者（COO）であるケビン・ラボア氏が、2011年第1四半期の決済処理額が4,000万ドルに達すると予想していると述べました。また、昨年秋と比較すると、毎月の新規加盟店数も3万店から10万店に増加しています。

先週、Squareは取引ごとに0.15ドルの手数料を撤廃し、すべての取引に対して一律2.75%の手数料のみを徴収するようになりました。テクノロジーコミュニティ全体で口コミで人気を博しているだけでなく、Squareは最近2,750万ドルの新規資金調達を実施し、タイムズスクエアに自社看板も設置しました。

Squareをご存じない方のために説明すると、Squareは「誰でもどこでもクレジットカード決済ができるようになる」サービスです。実際、Squareリーダー（無料で配布されます）を申し込めば、対応iOSまたはAndroidデバイスに接続するだけで、デバイスがクレジットカードリーダーに早変わりします。これは、小規模事業者、中古品の販売、あるいは現金を持ち合わせていない友人からの返金など、非常に便利なソリューションです。

[TechCrunch経由]