Appleの2011年第1四半期決算が驚異的な業績だったことは、おそらく耳にしたり読んだりしたことがあるでしょう。もしそうでないなら、データの全容についてはこちらをご覧ください。しかし、数値データをグラフで見たい方や、Appleの業績がどれほど大きなものだったかを真に理解したい方は、このまま読み進めてください。

おそらく最も驚くべき数字の一つは、iPadが発売初年度にもかかわらず、Appleの利益の17%を占めているということです。これに対し、2001年から運営され、紛れもなく成功を収めているiTunes Storeは、Appleの収益のわずか5%を占めるに過ぎません。

iPodの販売は市場飽和状態に達しているようで、2008年第1四半期以降は横ばい状態が続いており、過去2年間は若干減少していますが、四半期あたりの販売台数は依然として約2,000万台です。また、iPodの売上高は直近の四半期でわずか1%増加したことも注目に値します。

一方、iPhone の販売は前年同期比、四半期ごとに引き続き好調に成長しており、Apple の最新四半期では記録的な 1,620 万台に達しました。これは前年同期比で 86% の増加であり、4 年前に発売された製品としては驚異的な増加です。

iPadの発売からまだ1年も経っていないのに、2010年第4四半期と2011年第1四半期の販売台数は419万台から733万台へとほぼ倍増しました。iPodと同様に、iPadはクリスマスプレゼントとして非常に人気があり、四半期の急激な売上増加を補ったことは間違いありません。

iPadに売上高で上回られたにもかかわらず、Macは四半期で419万台を売り上げ、記録を更新しました。デスクトップの販売台数は120万台とほぼ横ばいで、前四半期からわずかに減少しただけです。一方、ノートパソコンの販売台数は引き続き伸び、290万台に達し、Appleにとって記録的な数字となりました。これにより、ノートパソコンの販売台数はMac全体の70%を占めるようになりました。

[グラフ出典：9to5 Mac [1]、9to5Mac [2]、The Apple Blog]