iPadを買ってからずっと、iPadで実際に仕事がしたいと思っていました。記事を書いたり。最初はEvernoteを使っていましたが、結局Simplenoteに切り替えました。iPhoneではSimplenoteを熱心に使っていたので、iPad版が出た時にすぐに乗り換えました。Simplenoteは非常に人気のあるアプリで、多くのプロフェッショナルが使っているのも納得です。シンプルで信頼性が高く、動作も速いです。

そして、誰もが愛用し、Mac OS Xにデフォルトで実装されることを切望するクラウドベースのストレージソリューション、Dropbox。Dropboxを使えば、どんなデバイスからでもファイルを保存・編集できます。では、開発者がDropboxをベースにしたメモアプリを開発するのを阻むものは何でしょうか？Second Gearは、iPadとiPhone向けの新しいアプリ「Elements」でまさにそれを実現しようとしています。

ElementsはDropboxベースのテキストエディタです。iPhone、iPad（およびiPod Touch）でプレーンテキストドキュメントを編集、表示、共有でき、ドキュメントは60秒ごとに自動保存されるほか、オフラインで保存して後で同期することもできます。しかも、見た目も美しいです。

このアプリの機能は数々ありますが（ここではネタバレはしません。レビューのために残しておきたいので）、まずはスクラッチパッドについて触れておきたいと思います。メモを書いている途中で、何か別のことを思いついたとします。例えば、結論の段落にしたいこと、リンク、引用文など、何か心に留めておきたいことかもしれません。ボタンを押すと、スクラッチパッドがポップオーバーとして表示されるので、思いついたことを書き留めて、メインのメモに戻ることができます。後でメモした内容を呼び出して、すぐに実行できます。これは大きな時間節約になります。