数か月前に公式APIがリリースされて以来、Instagramは広く普及したサービスへと成長し、写真を閲覧できるウェブサイトがなく、いまだに「単なるiPhoneアプリ」であるにもかかわらず、Mac、Windows、iOSデバイス向けのサードパーティ製ツールが豊富だ。Instagramが構築したエコシステムは驚異的だ。特に、開発者たちが直面した成長のスピードや、突如APIにサインアップして外部ツールや、Instagramの写真から本物の絵葉書を送ってくれるiPhoneアプリ「Postagram」のようなツールを開発し始めた開発者の数を考えると、その実力は計り知れない。これまで何度も言ってきたように、iPhoneにおけるInstagramの成功は他に類を見ない。そして、Macにもなかなか優秀なクライアントが存在することが分かっている。

Instagramがいくらあっても足りないと感じているなら、screenstagramという新しいユーティリティを試してみてはいかがでしょうか。これは、ご想像の通り、Instagramの写真をベースにしたMac用スクリーンセーバーです。Macをスクリーンセーバーモードにすると、グリッド上で写真が回転するだけです。開発者が追加した素晴らしい機能は？自分のアカウントでログインすると、フィードにある写真がスクリーンセーバーに表示されることです。それ以外の場合は、screenstagramはInstagramの人気フィードを使って、スリープ状態のOS Xに魔法をかけます。開発者はブログでこう書いています。

新しいウェブサービスで何を構築するかを考えるのに、しばらく時間がかかりました。こうしたリソースを活用するのは私たちにとって馴染み深いことですが、通常はTwitterやFoursquareのようなデータ駆動型サービス向けです。Instagramのように視覚的にリッチなシステムが登場し、APIを公開することは、そうそうあることではありません。私たちは、ウェブベースの写真ブラウザ以上の、目を楽しませる何か、つまり、友人たちの粗いバーの写真を実際に披露できる何かを作りたかったのです。InstagramのiPhoneアプリのフィードは、はかない、あっという間に消えてしまうので、写真を眺めて、もっと長く浸ることができるような方法を探していました。友人のフィードから写真が消えてしまうと、それはある意味消えてしまい、自分で掘り出さない限り二度と見ることはできません。そこで、今ではあまり好まれていない、昔ながらのスクリーンセーバーを使うことにしました。

アイデアは非常に洗練されていて、実装もしっかりしています。無料でダウンロードも簡単なので、ぜひこちらからお試しください。