App Store で本日リリースされた Fantastical 2.4 では、日本語のサポートと新しい下書き機能が追加され、Flexibits が細かな工夫を凝らした、よりスマートなカレンダー アプリを構築していることが改めて示されました。

Appleが昨年Mail for iOSに同様の機能を追加したことにインスパイアされた、新しいFantastical for iPhoneの下書き機能では、新規作成中にイベントやリマインダーのリストに戻り、保存する前に他の確認作業を行うことができます。アプリの新しいタイトルバーを下にスワイプすると下書きが起動し（これもMail for iOS 8の同じ動作と一貫したデザインです）、アプリの下部にドッキングされたイベントとして表示され、アプリの自然言語入力を使用して入力していたイベントのタイトルが表示されます。Fantastical内でのマルチタスクが終わったら、下部のバーをタップして下書きに戻り、イベント作成を再開できます。

Fantasticalでは、イベント作成を一時停止してアプリ内でイベントを検索できる点が特に気に入っています。「新規イベント」画面は、メイン画面（リスト）が背景からわずかに凹んだ状態で表示されるように調整されており、タイトルバーが3D効果を生み出し、2つのセクションがインタラクティブに重なり合っていることを示唆しています。タイトルバー自体をタップすることで背景レイヤーに戻ることができることも示唆されています。Appleのメールアプリ（タイトルバーをタップしても何も起こりません）とは異なり、Fantasticalではイベント作成パネルが微妙に跳ね上がり、スワイプで下げられることを示唆します。アニメーションやUI効果の使い方は、いつものように最高レベルです。

テストでは、イベントの入力を開始し、素早くスワイプするだけで入力した情報を失うことなくウィンドウを閉じることができる点が気に入りました。iPhoneの限られた画面では、iPadのように新しいイベントを作成する際に多くのイベントを表示できないため、下書き機能は理にかなっています。実装はiOSのメールと一貫性があり、将来的にはiPadでも同様の機能が利用できるようになることを期待しています（下書き機能はリリース時点ではiPhoneのみ）。

iPhone 用の Fantastical 2.4 は App Store から入手できます。