Dropboxは、個人から中小企業、そしてチームまで、あらゆる人にとって素晴らしいツールです。MacStoriesでは、毎日Dropboxを使用しています。どこからでもアクセスしたい重要なファイルの作業やアウトソースには最適ですが、Dropboxには一つだけどうしても気になってしまう機能があります。それは、友人や同僚とファイルを共有するためのダウンロードリンクを素早く作成する機能です。DropboxのFinderウィンドウとWebインターフェースの両方で、この手順があまりにも複雑すぎるのです。これまではDroplrやCloudAppなどの他のサービスも使ってきましたが、最近は同じ目的で複数のサービスを使うのに飽きてきました。

ドイツ人のフリーランス開発者Carlo Zottman氏（InstapaperとKindleを連携させるツールEphemeraの開発者）が開発した軽量メニューバーアプリ「Droplings」が、ついにこの状況を変えてくれるかもしれません。現在ベータ版のDroplingsを使えば、Dropboxの「パブリック」フォルダにファイルをアップロードし、後で共有するのが簡単になります。

まず、アプリの設定でDropbox IDを入力します。次に、該当のファイルをメニューバーアイコンにドラッグ＆ドロップするだけで、数秒以内にファイルがアップロードされ、Droplingsのプレビューリンクがクリップボードに作成され、共有できるようになります。デフォルトのプレビューページは（下のスクリーンショットからもわかるように）見栄えがよく、埋め込まれたダウンロードリンクはDropboxに基づいています。アプリのメニューバーアイコンをクリックすると、最後にアップロードした5つのファイルとアプリの設定にアクセスできます。設定では、基本的にDropbox IDを有効化し、プレビューサイト用のカスタムHTMLテンプレートを有効化するオプションが提供されます。Droplingsはシンプルで高速で、個人的には、Dropbox Finderウィンドウにファイルをコピーして右クリックしてダウンロードリンクを生成するよりもはるかに優れています。

もし私と同じようにDropboxとの共有のシンプルさが恋しいなら、Droplingsをぜひ試してみてください。現在ベータ版（バージョン0.9.x）なので、アプリのウェブサイトから無料でダウンロードできます。