iPad版BingがiTunes App Storeでリリースされました。これはMicrosoftがタブレット端末向けに提供した初のアプリです。BingのiPhoneアプリやBingのウェブサイトと同様に、このアプリでもまず目に留まるのは毎日の画像で、iPadの画面上で美しく表示されます。さらに、画面下部のバーには、天気、ニュース、映画、トレンドなどの重要な情報が一目で確認できます。

このアプリは豊富な機能を備え、iPadの強みを最大限に活かすよう非常に巧みに設計されています。単なる検索エンジンアプリとは到底言えません。画面下部の情報タブは、画面いっぱいに表示されるより多くの情報への入り口となっています。しかし、おそらくこのアプリの最も優れた機能はトレンドページでしょう。これは、Bingで上位にランクインした検索キーワードと関連画像が、まるでFlipBoardのような見やすい画面で表示されます。iPhoneアプリと同様に音声検索機能（かなり使いやすくなっています）も搭載されており、テキストでも音声でも、ウェブサイト、ニュース、画像、動画、地図などを検索できます。

アプリではスワイプ操作が多数用意されており、ウェブ検索、ニュースページ、天気予報など、最後に表示した情報パネルから前後に移動できます。Bingマップも搭載されており、住所やビジネスを検索したり、地元のビジネスを探したり、道順を調べたりと、フル機能で利用できます。

iPadアプリは不思議なことに、アメリカのiTunes App Storeでしか入手できません。ウェブ版には国際版があり、毎日異なる画像が表示されることを考えると、これは確かに奇妙なことです。しかし、さらに奇妙なのは、アメリカのストアからダウンロードしてオーストラリアで使ってみたところ、天気は正しく表示されただけでなく、毎日の画像もオーストラリアのものでした。Bingマップでも現在地が表示され、地元のお店も正しく表示されました。ただ、映画館の営業時間だけがうまく表示されませんでした。アプリのスクリーンショットをもう少しご覧になりたい方は、続きをご覧ください。

更新：アプリのスクリーンショットをいくつか撮りました。iPad版Bingは実に驚くほどよくできています。