
Apple は、Final Cut Pro X、Motion、Compressor をいくつかの新機能とともにアップデートしました。
今回のアップデートの目玉は、サードパーティ製機能拡張のサポートを開始したFinal Cut Pro Xです。このプロ仕様のビデオ編集アプリには、Frame.io、Shutterstock、CatDVの拡張機能が組み込まれ、Final Cut Pro本体からこれらのアプリやサービスにアクセスできるようになりました。Final Cutのインターフェースにマッチしたこれらの拡張機能は、Mac App Storeから無料でダウンロードできます。Appleは、今後さらに多くの拡張機能が提供される予定だと発表しています。
Final Cut アップデートには、次のようなアプリのその他の機能強化も含まれています。
- クリップとプロジェクトの一括共有
- 新しい比較ビューアにより、編集者はカラーグレーディングのプロセス中に映像と参照画像を比較することができます。
- 色分けされたクリップ名、役割、プロジェクトのタイムコード、その他のデータを表示できるカスタマイズ可能なフローティングタイムコードウィンドウ
- 低照度映像のビデオノイズ低減
- SRT形式およびさまざまなビデオWebサイトと互換性のある形式のクローズドキャプション
- マーキー選択の改善
MotionとCompressorにも新機能が追加されました。Final Cut Proの映像にモーショングラフィックスを追加できるMotionには、Final Cut Proと同じカラーグレーディングツールが追加されました。つまり、編集者はタイトルやモーショングラフィックスの色調整にも同じツールを使えるということです。Motionには、コミックエフェクトとタイニープラネットフィルターも追加されました。
ビデオエンコードに使用されるCompressorは、32ビットコーデックのサポートを維持しながら、パフォーマンスを向上させる64ビットエンジンを追加しました。Final Cut Proと同様に、CompressorもSRTクローズドキャプションをサポートするようになりました。
Final Cut Pro X、Motion、Compressorは、既存ユーザー向けの無料アップデートで、Mac App Storeから入手できます。新規ユーザーは、Final Cutを299.99ドル、Motionを49.99ドル、Compressorを49.99ドルでご購入いただけます。
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ジョンは MacStories の編集長で、2015 年にチームに加わって以来、Apple とアプリについて執筆しており、現在はフェデリコとともにサイトを運営しています。
ジョンは、アプリの世界を紹介する「AppStories」、アメリカとイタリアの文化の楽しい違いを探り、リスナーにメディアを勧める「MacStories Unwind」、奇妙なウェブと珍しいスナックを紹介する番組「Ruminate」、持ち歩くゲームを紹介する番組「NPC: Next Portable Console」の 4 つの MacStories ポッドキャストの共同司会者も務めています。