Pixelmator Pro バージョン 1.7 が本日リリースされました。パスに沿ったテキストの配置、アプリのキャンバスの回転、ML Super Resolution の改良、新しいクイック スタートのウェルカム スクリーンがサポートされています。

「Sequoia」と名付けられたこのアップデートでは、円形文字、パス文字、フリーフォーム文字の3つの文字ツールが追加されます。これらのツールのいずれかを選択してテキストのパスを作成したり、プロジェクト内の既存のパスをクリックしてパスに沿って入力したりできます。テキストツールを選択した場合、プロジェクト内のシェイプの境界に近づくとポインターがテキストパスツールに切り替わり、クリックするだけでシェイプに沿って入力を開始できます。このツールは絵文字とSVGフォントをサポートしており、シェイプに変換することもできます。

Pixelmator Pro の画像ビューアの右下隅にある円形のパックでキャンバスの回転を操作します。キャンバスを回転させる正確な角度を入力したり、円の周囲に沿ってドットをドラッグしたり、トラックパッドのマルチタッチを使用して正確な回転角度を設定したりできます。トラックパッドで回転させる場合、Pixelmator Pro は 90 度単位の触覚フィードバックを提供するので、非常に便利です。デフォルトでは、トラックパッドで回転を開始すると回転ツールが表示されますが、「表示」メニューから常に表示または非表示に設定することもできます。キャンバスの回転は、iPad で Sidecar と連携した Pixelmator Pro を使用しているすべてのユーザーにとって素晴らしい機能です。

Pixelmator Proへのエントリーポイントはこれまでも複数ありましたが、新しいウェルカム画面では、必要なものを簡単に選択できるようになりました。この画面には、最近使用したドキュメント、アプリの豊富なテンプレートから新しい空のドキュメントを作成するオプション、そして写真アプリやMacのファイルシステムから画像を選択する機能が含まれています。

最後に、本日のアップデートではML Super Resolutionにも改良が加えられました。この機能は画像の解像度を向上し、ぼやけを最小限に抑えながら大きなサイズで表示できるようにします。これは私が以前、標準解像度の動画のスクリーンショットを拡大表示する際に使用していた便利な機能です。最新のアップデートでは、ML Super Resolutionは以前よりも動作が改善しただけでなく、RAW画像のサポートとプログレスバーも追加されました。

Pixelmator Proは、Macで長年愛用している画像編集ソフトの一つです。リリースを重ねるごとに機能が追加され、単なる写真編集ソフトの枠を超えています。パスに沿った入力やキャンバスの回転といったツールも搭載されたPixelmator Proは、デザイナーにとってこれまで以上に優れたツールとなるでしょう。