Appleはプレスリリースで、最新のiPhoneモデルであるiPhone 4Sが1月13日金曜日に中国および追加21カ国で発売されると発表した。これまでで最も速いiPhoneの発売となり、iPhone 4Sは来週までに90カ国以上で発売される予定で、Appleは2011年末までに70カ国での発売を目標としている。

「中国における当社製品へのお客様の反応は驚異的です」と、AppleのCEO、ティム・クックは述べています。「来週の中国での発売により、iPhone 4Sは90カ国以上で販売されるようになり、これまでで最も速いiPhoneの展開となります。」

1 月 13 日より、iPhone 4S は、アンギラ、アンティグア・バーブーダ、ボリビア、ボツワナ、英領バージン諸島、カメルーン、ケイマン諸島、中央アフリカ共和国、中国、ドミニカ国、ドミニカ共和国、エクアドル、グレナダ、グアム、ギニア・コナクリ、コートジボワール、ジャマイカ、ケニア、マダガスカル、マリ、モーリシャス、ニジェール、セネガル、セントビンセントおよびグレナディーン諸島、トリニダード・トバゴ、タークス・カイコス諸島、ウガンダで販売開始されます。

iPhone 4Sは10月の発売以来、着実に販売が進み、2011年末までに70カ国で販売するというAppleの目標達成に向け、順調な展開を見せています。米国の通信事業者が4Sの需要に苦戦していると報じられ、Appleが店頭受け取り用のモデル予約キャンペーンを開始したちょうどその頃、iPhone 4Sは香港、韓国、ヨーロッパの数カ国、そしてインドでも発売されました。同時に、Appleは米国でSIMフリー版iPhone 4Sの販売を開始し、当初の需要に「非常に満足している」と発表しました。

10月には、Apple 4Sが発売初週末で400万台を売り上げたと報じられました。Appleはそれ以降、新たな数字を公表していませんが、1月24日に前四半期の決算を発表すると予想されており、そこでは4Sの様々な市場における販売実績に関する新たな情報が明らかになると思われます。ちなみに、Appleのプレスリリースには、中国で4Sをサポートする通信事業者に関する詳細は記載されていません。これは、中国第2位の通信事業者であるChina Unicomが4Sに興味を示しているとの報道を受け、ここ数ヶ月、噂サイトやAppleウォッチャーの間で憶測が飛び交っているものです。