Daniel Farrelly 氏が開発し、Casey Liss 氏が私に紹介してくれた GIFwrapped のおかげで、私はリアクション GIF コレクションの整理方法を再考するようになりました。

これまでGIFファイルはEvernoteに保存しており、タグを使ってグループ分けし、検索で絞り込んでいました。数日前、iOS版Evernoteのノートエディタが改善され、GIFアニメーションがよりスムーズに動くようになったことに気付きましたが、共有機能は依然として私のシステムの欠点の一つです。EvernoteからGIFファイルを取り出して他の人に送りたい場合、別の場所にアップロードしなければなりません。EvernoteはGIFファイルのアーカイブツールとして機能しますが、それに最適化されているわけではありません。

一方、GIFwrappedはGIFに特化したアプリです。メインのライブラリビューには、アプリに保存されているGIFの静的サムネイルが表示され、タップすると別画面で1つのアニメーションGIFを表示できます。アプリの動作は高速で、タップするだけでGIFがアニメーションし、読み込み時間なしでループ再生されます。タイトルバーをダブルタップするとGIFの名前を変更できます。また、画像をクリップボードにコピーしたり、標準のiOSサービス（メール、メッセージなど）やOpen In対応アプリに共有したりすることも可能です。

しかし、このアプリの最大の特徴はDropboxとの連携です。GIFライブラリをデバイス間で同期したい場合、GIFwrappedはDropboxアカウント内にフォルダを作成し、そこからGIFを取得し、新しいGIFを追加したり、既存のGIFを削除／名前変更したりする際に、すべてを同期させることができます。残念ながら、このアプリはDropboxフォルダを参照できないため、同期を使用する場合は、GIFをDropbox内のApps/GIFwrappedに移動する必要があります。私のテストでは、EvernoteからGIFを選択し、添付ファイルとしてGIFwrappedフォルダにエクスポートしたところ、iOSアプリは数秒でダウンロードしました。

Dropbox経由でGIFを共有する際、GIFwrappedはdl.dropboxusercontent.comというURLを生成し、そこからGIFに直接リンクすることで、TweetbotなどのTwitterクライアントでタイムラインにインライン表示できます。多くのアプリではDropboxの画像をdb.ttという短縮URLで隠してしまう傾向があるため、これは非常に便利な追加機能です。この短縮URLはTwitterなどのメッセージングサービスでは画像として読み込まれません。Farrelly氏はこの点をしっかりと考慮しており、「URLを共有」メニューにあるカスタムTweetbotボタンからもそれが分かります。

他にも言及する価値のある詳細があります。GIF がない場合、アプリには Giphy を利用した検索メニューがあり、ニーズに合ったリアクション GIF を探すことができます。より個人的な推奨を希望する場合、GIFwrapped は Twitter でフォローしているユーザーが共有している GIF を参照できます。独自のドメインを使用して画像を共有したい場合、GIFwrapped にはそのための設定があります。

GIFwrappedは「GIF愛好家」のために作られたアプリで、その実力は明らかです。このアプリの優れた点は、便利な共有オプションとDropboxとの同期機能、そしてiPhoneとiPadで使えるユニバーサルアプリなので、GIFファイルをいつでもどこでも使えることです。あえて言えば、ファイル名でGIFファイルを検索できる機能があれば良かったのですが、それ以外はよくできたユーティリティなので、それほど大きな不満ではありません。

GIFwrapped は App Store では無料で、広告を削除するには 1.99 ドルのアプリ内購入が必要です。