毎日捨てているインクまみれの新聞や雑誌の定期購読を、iPad版に変えてみませんか？ 考えてみてください。お昼休みに毎日新聞を読めば、すごく素敵に見えるし、二酸化炭素排出量も削減できます。

マーキュリー・ニュースは先週、Appleが新聞購読サービスを開始すると報じた。ウォール・ストリート・ジャーナルは本日、「事情に詳しい関係者によると、Appleは早ければ来月か再来月にも紙媒体の購読サービスを発表する可能性がある」と報じた。ある関係者は、Appleはまだこの技術に取り組んでおり、来年初めには新型iPadの発表と合わせて定期購読サービスを発表する可能性があると警告した。

Appleは、多くの人が紙媒体の定期購読で抱える問題の一つである、出版社が個人情報に容易にアクセスできない定期購読サービスについて検討を進めています。出版社は、iPadの定期購読顧客に、日曜版新聞の無料配達などの特典を提供することで、個人情報の提供を促すことができます。定期購読は米国の出版社にとって非常に重要な事業であり、販売される新聞・雑誌の10件中7件を占めています。米国最大級の多角化メディア企業の一つであるハーストは、Appleの定期購読サービスに対して他社よりも寛容な姿勢を示しています。

Appleのこの重大な決断は、印刷メディアの棺にまた一つ釘を打ち込むことになるかもしれない。私は新聞社で9年間働いてきたが、今でも紙媒体の新聞は好きではない。メディア企業は印刷メディアがそう長くは続かないことを承知している。だから、なぜ早く参入しないのだろうか？iPadの売上が伸び、Appleが生産量を増やしている今、私たちの多くは新聞配達員に仕事を辞めてApple Storeで働くように勧めるべきだろう。