モバイル決済企業のSquareは本日、新しいSquare Registerアプリとサービスを発表し、決済サービスの革新にさらに力を入れました。小売業者、商店、そして中小企業の経営者をターゲットとしたこの新しいiPadアプリは、使いにくい旧式のレジやPOSシステムを、Squareリーダーを搭載した、はるかに柔軟で魅力的なiPadに置き換えることを目指しています。

「今日皆さんがご存知のPOSは、もう終わりだと確信しています」と、Squareのプロダクトディレクター、ミーガン・クイン氏は語る。「この新サービスによって、Squareは全く新しい、小規模市場（実店舗）の顧客層を獲得できるでしょう。」

Square Registerは既存のCard Caseアプリと連携することで、顧客が店舗に到着したことを認識し、初めて来店した新規顧客の店舗情報をCard Caseアプリに送信できます。アプリ自体には、メインの取引画面があり、「お気に入り」商品がリスト表示されます（これは完全にカスタマイズ可能です）。また、商品が数千点あっても、リスト表示も利用できるため問題ありません。アプリはロイヤルティプログラムに対応しており、常連客への特典としてカード決済を利用できます。また、接続可能なキャッシュドロワーもいくつかサポートしています。

事業主や経営者向けに、Square Registerでは、スタッフが特定の機能にアクセスする際にPINの入力を要求したり、スタッフにカスタム権限を付与したりできます。また、インタラクティブなチャートを備えた強力な分析ツールも提供しており、店舗の繁忙期や業績が低迷する日を把握できます。Square Registerは無料でご利用いただけますが、既存のアプリと同様に、Squareを介したすべてのカード取引には2.75%の標準手数料がかかります。

[TechCrunch、USA Today経由]