
Reederがまだ存在せず、GoogleもiPhoneやiPod touch向けに最適化されたリーダーを提供していなかった時代、RSSアプリのBylineは多くの人々に選ばれていました。このアプリは、Appleのインターフェースガイドラインに準拠したミニマルで洗練されたUI(Silvio RizziのReederは最終的にこの基準を満たしていなかった)を備え、Googleリーダーと同期し、またしても人気を博しました。時が経ち、App StoreにRSSアプリが次々と登場するにつれ、多くのユーザーが他のアプリに乗り換え、RSSアプリに完全に飽きたユーザーもいれば、Bylineを使い続けるユーザーもいました。
このアプリが本日、輝かしい新バージョン4.0でカムバックしました。このバージョンでは、いくつかの新機能、デザインの改善、そしてついにiPad対応が追加されました。新機能と修正点としては、今回のアップデートで新たに「編集」ボタンが追加され、スライドすることですべてのフィードを既読にできるようになりました。個人的には、他のアプリにも実装してほしい機能です。もちろんAppleが作ったものではありませんが、ネイティブアプリのような感覚で使えます。Google Readerとの同期速度も向上し、Bylineのレスポンスが向上し、未読フィードの同期やオフライン利用のためのキャッシュ保存の速度もReederとほぼ同等になりました。設定画面では、Twitterでの共有、Instapaper、すぐに読みたくない記事のための「後で読む」機能といった従来のオプションもそのまま残されています。UIの細かい変更も嬉しいポイントです。
iPad版は新しいユニバーサルアプリにバンドルされており、アプリ内課金で期間限定の5.99ドルで広告なしのアプリにアップグレードできます。iPad版のBylineは、予想通りAppleのUI標準に準拠しています。横向きではすべてのフィードとフォルダがサイドバーに表示され、縦向きでは同じ機能を持つポップオーバーが表示されます。記事ビューは以前と同様にすっきりしていますが、もう少しインターフェースに工夫が凝らされていれば良かったと思います。時にはすっきりしすぎているように感じることもあります。しかし、高速で信頼性が高く、間違いなく必要な機能を果たしてくれます。iPad版のBylineはiPhone版とよく似ていますが、これが良いか悪いかはあなた次第です。
Byline 4.0 (ユニバーサル) は、こちらから無料で入手できます。
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フェデリコはMacStoriesの創設者兼編集長であり、アプリ、開発者、iPad、iOSの生産性向上に焦点を当ててApple関連の記事を執筆しています。2009年4月にMacStoriesを設立し、以来Apple関連の記事を執筆しています。また、アプリの世界を探求する週刊ポッドキャスト「AppStories」、メディアなどを楽しく探求する「Unwind」、そしてポータブルゲームと携帯ゲーム機革命をテーマにした番組「NPC: Next Portable Console」の共同司会者も務めています。