
iPhone 開発者であれば、Photoshop、Illustrator、Fireworks で作成したモックアップを、実際にデバイスの画面でアイデアが動作するかどうかをテストできる動作するアプリに変えるまでに、どれだけの時間がかかるかご存知でしょう。最初にノートブックにスケッチした凝ったグラフィックやメニューを使って Photoshop で作成したアプリ画面は見栄えがするかもしれませんが、実際のマルチタッチディスプレイを備えた実際のデバイスで実行してみると、アイデアが単なるお粗末なものになってしまうというリスクは常に存在します。本日 39.99 ドルでリリースされた新しい Mac アプリ「Prototypes」は、モックアップをタップして共有できるアプリケーションに変換するプロセスを超簡単にすることを目的とした、開発者向けの新しいツールです。Prototypes は、.png ファイルを魔法のように Cocoa コードに変換してくれるわけではありませんが、これらの画像を iPhone または iPod touch の画面に表示し、ユーザーが画面をタップしてアプリがどのように動作するかを理解できるようにします。
Prototypesのデスクトップビューから、開発者は画像ファイルをインポートして新しいプロジェクトの構築を開始できます。すべての画像がインポートされると、Prototypesはオブジェクトとページ間の接続とリンクを作成したり、タップ可能な領域を追加したり、アプリメニューとセクション間の依存関係を確立したりできるようになります。Prototypesが基本的に行うことはシンプルです。Photoshopで作成したすべてのアプリのモックアップをパッケージにまとめ、アニメーション、トランジション、ホットスポットなどを含めることで、ユーザーはリンクで接続された「スマートイメージ」をタップしているだけなのに、本物のアプリケーションを使用しているような感覚になります。これは天才的なアイデアです。もちろん、スマートフォンでアプリを使用することにはなりません。Webから保存したブックマークを実行するだけですが、これはテスト用の生きたモックアップに過ぎません。
Prototypesは、開発者がユーザー、上司、友人とモックアップを共有する方法も提供しています。無料のptyp.esサービスにモックアップをホストすることで、開発者はMobile Safariと特別なPINコードを使って誰でも簡単に「アプリをインストール」できるようにし、セキュリティを強化できます。iPhoneでこのリンクにアクセスし、ページをホーム画面に保存し、PINコードに12345678を入力すると、Prototypesのスマートモックアップを試すことができます。
Prototypesは素晴らしいアイデアだと思います。コードを書かずにモックアップをテストする方法を探していたiOS開発者にとって、時間節約に非常に役立つユーティリティです。アプリは39.99ドルでこちらから入手できます。
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