Appleは本日、これまでで「最大」のiOSアップデートをリリースしたほか、リアルタイムコラボレーションと12.9インチiPad Proのレイアウト改善を特徴とする、約束通りのiWorkアップデートも提供した。

iWorkアップデートの目玉は、間違いなく新しいコラボレーション機能です。チームにメンバーを追加することで、グループでドキュメントの共同作業が可能になり、全員が同時にファイルを更新できます。Keynote、Pages、Numbersのいずれにおいても、AppleがGoogleドキュメントのようなコラボレーション機能を導入したことは歓迎すべき追加機能です。ただし、Appleは現在これをベータ版として公開していることに注意してください。必要なドキュメントがある場合は、不具合に備えて別のコピーを保存しておいてください。

また、今回のアップデートにはアプリの「フォーマットパネル」の改善も含まれており、12.9インチiPad Proでのデザインが向上しました。以下にアップデートのスクリーンショットを掲載します。

AppleはiCloudの各アプリにおけるドキュメント処理を最適化し、必要な時にのみファイルをダウンロードするようになりました。これは、Keynote、Pages、Numbersが使用するストレージ容量を制限し、デバイスの空き容量を増やすことを目的としていると考えられます。

細かい点ではありますが、重要な機能としては、すべてのアプリが広色域ディスプレイに対応し、キーボードショートカットとナビゲーション機能が強化されました。Keynoteユーザーは、Apple Pencilでハイライトしたり、Keynote Liveを使ってiOSデバイスで他のユーザーにプレゼンテーションしたりできるようになりました。