ソーシャルワークフローって何？ 私にはさっぱり分かりません！ 最近のこの厄介なデバイスは何でもかんでも送信してしまいます。でも、AppleがFacebookと手を組めば、未来は暗いでしょう。

Appleは、iPhoneが常に持ち歩く唯一のデバイスになることを目指しています。携帯電話を持ち歩くのは当たり前のことですが、Appleは普段は小さなポケットに押し込んでいるもの全てを置き換えたいと考えています。まずは心拍数モニターを目にしました。次に取引アプリの特許を目にしました。そして今、AppleはiPhone向けに自動化されたソーシャルワークフロー（OS XのAutomatorのような）を開発しています。

ソーシャルワークフローはこんな感じです。例えば、友人のトッドを連絡先に追加したいとします。名前、自宅住所、電話番号4つを入力し、彼の醜い顔を写真に撮っておけば、10年後にやっと折り返し電話がかかってきたときに、彼が一体誰なのかすぐに分かります。でも、どんな携帯電話を使っていても、この手順は面倒です。ソーシャルワークフローは、誰にとってもこの問題を解決してくれます。

「バンプコンタクト」アプリと同様に、Appleはデータ共有のための独自の方法を開発しようとしています。CEOであれば、連絡先情報をできるだけ迅速かつ効率的に顧客に送信したいと考えるでしょう。教師であれば、教室にある生徒のMacBookからiPhoneを使って宿題を自動的に収集できるかもしれません。警察官であれば、犯罪現場に到着した際に、iPhoneを使って他の警察官と容疑者データを瞬時に共有できるかもしれません。ソーシャルワークフローは、「イニシエーターデバイス」（情報を送信するデバイス）が「ターゲットデバイス」（情報を受信するデバイス）に自動的に設定を適用したりアクションを実行したりする情報スクリプトを作成できるようにします。

具体的に挙げられた例の中で、Appleが独自に提供しているのはFacebookとの連携です。Facebookは新たな悪役だと感じていますが、事実として、今のところ誰もがFacebookを利用しており、Facebookとの連携は私たちのソーシャルニーズのほとんどを繋いでくれています。例えば、スターバックスで出会った可愛いバリスタに友達リクエストを送ることができるようなものです。Appleは、インターネットが利用できない場合にXML経由でログインページを表示する方法についても詳しく説明しています。これは恐ろしい考えです。Appleがこの路線を追求するのであれば、Delicious、Last.fm、Twitterなどの他のサイトとのソーシャル連携も拡大してくれることを期待します。

ソーシャルワークフローは、MacBook、iPhone、そしてAppleの魔法の製品ラインアップに含まれる他のデバイス間で連携する素晴らしい機能になるでしょう。データの共有は複雑になりがちですが、Appleは、私たちが日々無駄にしている単純作業を自動管理するプロトコルを開発する機会を見出しています。Facebookとの連携の噂が絶えない中、これらの機能が次期iPhoneに搭載されるかどうかは興味深いところです。そして、その答えが明らかになるまで、そう長く待つ必要はないでしょう。

詳細については、Patently Apple の分析の残りをお読みください。