Appleが5月22日(日)に小売店従業員と店舗リーダー向けに開催する全社ミーティングをめぐって様々な憶測が飛び交う中、AppleInsiderは、今週末の小売店向けイベントは、噂されていたような新製品発表や10周年記念イベント、NFC決済といったものではなく、新しいカスタムソフトウェア「RetailMe」を搭載したiPadを使用する従業員向けの一連のトレーニングになる可能性があると報じています。AppleInsiderによると、小売店には黒のレザー製スマートカバーを装着したiPad 2が大量に入荷しており、これらのiPadは小売店の担当者が業務で使用することを想定しているとのこと。
Appleの小売事業に詳しい関係者によると、全米各地の店舗には従業員が使用できるよう数十台のiPadが配備されているという。早ければ今週末にも、iPadのトレーニングと活用が開始される可能性がある。
iPadが、EasyPayとiPod touchをベースにしたAppleの現在の店内決済システムに取って代わることになるのかどうかは不明ですが、ポータブルPOSシステムと併用することで、製品や機能を顧客に効果的にアピールできるようになる可能性が高いでしょう。Appleは昨年、小売店でiPad 1を導入し、従業員がGenius Bar(私はローマのApple Storeで実際に見ました)で待っている顧客の予約管理とスケジュール管理を可能にしました。しかし、今回のiPad 2の出荷は、RetailMeソフトウェアのアップデート版の社内リリースと関連している可能性があります。
iPadが全国の店舗に配布されるのは、Appleが自社製の社内コミュニケーションクライアント「RetailMe」のiPad版をリリースする準備を進めているのと時を同じくしているようだ。RetailMeサービスは、小売店の従業員向けに製品情報やトレーニングビデオを提供している。
Appleの実店舗の運営に詳しい関係者は、iPad用のRetailMeソフトウェアが、最近従業員に配布されたパスワード保護されたギガバイト単位の企業研修データである可能性を示唆した。しかし、いつものように従業員には何も知らされておらず、入手可能な証拠に基づいて断片的な情報を集め、結論を導き出すしかない。
実際、BGRは数日前、従業員がAppleの社内サーバーから「トレーニング」というフォルダをダウンロードするよう指示されたと報じました。このフォルダには数GB分の情報と資料が含まれています。AppleInsiderも昨夜、今週末の会議が2011年度の「Back to School」プログラムの立ち上げに利用される可能性があると報じました。
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フェデリコはMacStoriesの創設者兼編集長であり、アプリ、開発者、iPad、iOSの生産性向上に焦点を当ててApple関連の記事を執筆しています。2009年4月にMacStoriesを設立し、以来Apple関連の記事を執筆しています。また、アプリの世界を探求する週刊ポッドキャスト「AppStories」、メディアなどを楽しく探求する「Unwind」、そしてポータブルゲームと携帯ゲーム機革命をテーマにした番組「NPC: Next Portable Console」の共同司会者も務めています。