3月にレビューしたiPadアプリ「Watchlater」は、シンプルなブラウザブックマークレットを使って動画を保存し、後で視聴できるという点から「動画版Instapaper」と評しました。最初のリリースからコンセプト自体は変わっていませんが、大幅に改良されたバージョン2.0では、1.0で私が抱えていた問題点がほぼすべて解決されており、サポートする動画プロバイダーが増え、インターフェースも改善され、ウェブアプリとiPhone版のデザインも刷新されています。

iOS デバイスのビデオをフォルダー間で移動したり、Facebook や Twitter で共有したり、Safari に転送したりできるようになりました。また、Web アプリではフォルダーを編集および管理したり、「Web を検索してすぐに追加」したり、リストからグリッド ビューに切り替えたりすることができます。

iPhoneアプリは別として、バージョン2.0で最も大きな変更点は、動画のソースとしてTwitter、Facebook、Google Readerが追加されたことでしょう。新しい「接続と収集」機能を使うと、TwitterやFacebookのタイムライン、Google Readerのフィードにある動画に基づいて、動画キューを自動で作成できます。Watchlaterの「通常の」エクスペリエンスでは、後で見るために保存したい動画をブックマークレットを使って手動で「キュレート」する必要がありましたが、この新しい機能では、アカウントに関連するすべての動画が集約されます。ただし、Watchlaterに動画を表示したくない場合もあるでしょう。もちろん、これらの動画を削除することは可能ですが、一部の動画だけがWatchlaterに転送されるようにフィルタリングするオプションがあれば便利です。ブックマークレットと言えば、Webページに埋め込まれた動画でもより適切に機能するようになり、サポートされるプロバイダーも増えました。

Watchlaterは、すぐに見る時間がない動画を集めて整理するのにお気に入りのアプリです。App Storeで無料でダウンロードでき、アプリ内課金で視聴時間を増やすことができます。