Flexibits の Mac OS X 用カレンダー コンパニオン アプリ Fantastical が本日バージョン 1.2 にアップデートされ、さまざまな言語のサポートが追加されました。これにより、国際的なユーザーはイタリア語、ドイツ語、スペイン語、フランス語で新しいイベントを素早く書き留めることができます。

Fantasticalの自然言語認識機能（私のオリジナルレビュー）を英語とイタリア語の両方でテストすることができ、その結果は驚くほど良好でした。「自然言語入力」機能を謳うアプリの多くは、平易な英語以外の構文のコンテンツの解析に惨憺たる失敗をしていますが、Fantasticalのイタリア語サポートは実に素晴らしいものでした。「App Journal ogni Venerdì alle 6 del pomeriggio」（毎週金曜日午後6時のApp Journal）というイベントは、Fantastical独自のcalDAVエンジンのおかげで、アプリ内で正しく認識、処理され、iCloudに直接同期されました。詳細には触れませんが、Fantasticalは同じ種類の入力の異なるバリエーション（AM/PMの切り替えを表す「di mattina」と「di pomeriggio」など）を認識でき、イベント入力の標準的な表現にとどまらず、特定の時点でアプリに何かを実行するよう指示する一般的な現実世界の方法を理解しようとします。フランス語、ドイツ語、スペイン語のサポートについては分かりませんが、同様によくできていると思います。

バージョン1.2では、その他のバグ修正、パフォーマンスと解析の改善が行われ、テキスト入力からイベント作成までのアプリの安定性とスムーズな遷移が向上しました。また、登録済みカレンダーの自動更新や、iCalで無効になっているカレンダーの自動非表示も可能になりました。さらに重要なのは、Fantastical 1.2では繰り返しイベント（上記の例のように）のサポートが強化され、「今日」表示で既に経過した時間指定イベントが淡色表示されるようになったことです。イベントにURLを追加することが多い方は、Fantasticalがリンクを正しく認識し、イベント表示でクリックできるようになったことを実感していただけるでしょう。

Fantasticalは、驚くほど軽量でありながらパワフルなカレンダーアプリであり、煩雑さやわかりにくさを感じさせることなく、徐々に機能を増やしています。Mac App Storeで19.99ドルで入手できます。