
Appleは本日、プレスリリースで、HomePodデバイスが今週の金曜日(1月26日)より、以前発表した価格349ドルで注文可能となり、発売日2月9日金曜日に出荷されると発表しました。HomePodには、ホワイトとスペースグレイの2つのカラーオプションが用意されています。
HomePodは昨年6月のAppleのWWDC基調講演で初めて発表され、出荷予定日は12月と発表されました。しかし、その期日に間に合わず、11月中旬に「2018年初頭」という新たな発売予定が発表されました。これまでのところ、このような発表は4月までの発売の可能性を意味していました。幸いなことに、HomePodの購入を検討している人は、それほど長く待つ必要はありません。
Appleがスマートスピーカー市場に初めて参入したHomePodは、Amazon EchoやGoogle Homeといった人気製品への対抗策となる製品です。しかし、これらのデバイスとは異なり、HomePodはデジタルアシスタントハブというよりも、音楽再生に特化した高品質スピーカーとして売り出されています。Siriは確かにこのデバイスの重要なコンポーネントですが、少なくとも現時点ではその役割はやや軽視されています。WWDCでフィル・シラー氏は、HomePod版Siriは発売時点では限られたドメインのみをサポートすると発表しました。
これらのドメインはiOSデバイスにおけるSiriの通常機能の大部分をカバーしていますが、HomePodにはカレンダー、iBooksを使ったオーディオブックの再生、メモといった機能が欠けており、HomePodに搭載されていると便利な機能です。HomePodの発売が年初ということもあり、6月のWWDCで追加のドメインに関する情報が得られる可能性もあります。それまでは、HomePodで得られるのはAppleがステージ上で発表した通り、Apple Musicと連携したパワフルなホームスピーカーであり、Siriを含むHomeKitハブとしても機能しますが、機能は限定的です。
本日の発表で特に注目すべきニュースの一つは、HomePodのマルチルームオーディオ機能が発売当初には利用できず、後日ソフトウェアアップデートで提供されるという点です。これは、AirPlay 2の開発がHomePodの発売当初の遅延の原因だったという以前の噂を裏付けるものと思われます。
更新: Apple の Web サイトの HomePod ページで、AirPlay 2 のマルチルーム サポートが今年後半まで延期されるだけでなく、2 台の HomePod をペアにしてステレオ サウンドを提供するという以前にデモされた機能も延期されることが確認されました。
HomePodのウェブサイトでは、音声以外の方法でHomePodを操作する方法についても新たな詳細が発表されています。「Hey Siri」という起動フレーズに加えて、HomePodの上部を長押ししてSiriに話しかけることもできます。また、下図のように、HomePodの表面を複数のタップ操作で操作することで、オーディオ再生のコントロールも行えます。
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