
Appleは本日、iPadとMac向けのLogic Proのアップデートを発表しました。両プラットフォームで32ビットフロート録音とマスタリングアシスタントがサポートされ、Appleによると「オーディオを瞬時に分析し、ダイナミクス、周波数バランス、音色、ラウドネスなどの要素を調整することで、サウンドに専門的な微調整を加えることができます」とのことです。マスタリングアシスタントの処理は、ミュージシャンが手動で調整することも可能です。
Logic Pro for Macのアップデートでは、Sample AlchemyとBeat Breakerが追加されます。これらは、今年初めにLogic Pro for iPadがリリースされた際に初めて搭載されたツールです。AppleはLogic Pro for Macに新しいサウンドパックも追加しました。
Hybrid Textures サウンド パックには、70 個のパッチのコレクションと、Sample Alchemy をフィーチャーした 80 個を超える Apple Loops が含まれており、Vox Melodics サウンド パックには、475 個を超える歌詞のフレーズ、フック、レイヤー化されたハーモニー、FX、ワンショットの多様なコレクションが含まれています。
iPad版Logic Proは、Split ViewとStage Managerに対応しました。これにより、ミュージシャンは複数のアプリを同時に操作し、アプリ間でドラッグ&ドロップ操作を活用できます。また、iPadのマイクでサウンドを録音できる新しいRecorderモードと、サウンドから楽器を作成できるQuick Samplerプラグインも搭載されています。サンプルはLogic Proのブラウザでジェスチャー操作でプレビューでき、アプリ内の新しいレッスンでは、新機能などを学習できます。
AppleがLogic Proの機能を拡張し続け、MacとiPadの機能セットをより密接に連携させているのは素晴らしいことです。しかし、何よりも期待したいのは、iPadOSレベルのオーディオルーティングが追加され、iPadが複数のオーディオ入出力を処理できるようになることです。Zoom通話に参加しながら、同時に別のマイク入力を録音できるようになります。
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ジョンは MacStories の編集長で、2015 年にチームに加わって以来、Apple とアプリについて執筆しており、現在はフェデリコとともにサイトを運営しています。
ジョンは、アプリの世界を紹介する「AppStories」、アメリカとイタリアの文化の楽しい違いを探り、リスナーにメディアを勧める「MacStories Unwind」、奇妙なウェブと珍しいスナックを紹介する番組「Ruminate」、持ち歩くゲームを紹介する番組「NPC: Next Portable Console」の 4 つの MacStories ポッドキャストの共同司会者も務めています。