
9to5macは、「Appleの情報筋」から、同社がiOSデバイス用のネイティブ「スキャナ」アプリを開発中であるとの情報が得られたと報じています。このアプリを使えば、iPhone、iPod touch、iPadのカメラを使って外出先で書類や名刺をスキャンし、認識させてPDFとしてエクスポートしたり、PagesやContactsなどの他のiOSアプリにエクスポートしたりできるようになります。このアプリのリリース時期や、将来のiOSバージョンに直接バンドルされるかどうかは「未定」と報じられていますが、ウェブサイトによると、このようなスキャン機能には、iPhone 4に搭載されている既存の5MPカメラよりも高性能なカメラが必要になるとのことです。iPhone 5には8MPカメラが搭載されると広く予想されています。
ユーザーはアプリを開き、スキャンしたい書類やオブジェクトにiPhoneをかざします。そして、その写真を撮影します。Appleの内蔵ソフトウェアが、元の書類のサイズに応じて、画像をレターサイズ、名刺サイズ、A4サイズなど、任意のサイズにサイズ変更します。サイズ変更には、従来のスキャン方法とは異なり、単一のスキャンポイントによって歪んだ端を揃えることも含まれます。ユーザーはその後、書類のサイズや用途を手動で変更できます。
この「スキャナ」アプリは、ローカルまたはクラウドベースのOCR(光学文字認識)を使用して画像とテキストを分離し、スキャンしたテキストをiOSアプリ間でコピー&ペーストできるようにします。注目すべきは、iOSには「開く」メニューが付属しており、サードパーティ製アプリとネイティブアプリが相互にサポートされているドキュメントやファイル形式をやり取りできるようにすることです。9to5macは、スキャナアプリが名刺をスキャンし、連絡先アプリに新しいエントリを自動的に追加する機能を備えていると示唆しています。
App Storeには、iOSデバイスをポータブルスキャナに変えることができるアプリが数多くあります。そのうちのいくつかは、以前MacStoriesでレビューしたことがあります。Appleは、モバイルデバイス向けのスキャン機能に関する一連の特許も取得しています。
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フェデリコはMacStoriesの創設者兼編集長であり、アプリ、開発者、iPad、iOSの生産性向上に焦点を当ててApple関連の記事を執筆しています。2009年4月にMacStoriesを設立し、以来Apple関連の記事を執筆しています。また、アプリの世界を探求する週刊ポッドキャスト「AppStories」、メディアなどを楽しく探求する「Unwind」、そしてポータブルゲームと携帯ゲーム機革命をテーマにした番組「NPC: Next Portable Console」の共同司会者も務めています。