
3月29日発売の待望のアルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』でApple Musicの先行追加数の新記録を樹立したビリー・アイリッシュとAppleは、同社のストリーミングサービスで興味深い新しいタイプのパートナーシップを開始しました。こちらのリンク(Apple Musicのビリー・アイリッシュの標準アーティストページとは異なります)では、ライブラリに先行追加できる近日発売アルバム『You Should See Me in a Crown』の限定ミュージックビデオ、ビリー・アイリッシュの過去のヒット曲を集めたEssentialsプレイリスト、Beats 1インタビュー2本、そしてApple Musicで初めて(私の記憶では)限定グッズコレクションを購入できるリンクが掲載されたカスタムページが見つかります。
グッズ販売は、Apple Musicのブランドを冠したShopifyストアのこちらのページでご購入いただけます。ストリートウェアアーティストのDon CがデザインしたTシャツとパーカーには、前述のミュージックビデオに登場する村上隆のアートワークがあしらわれています。購入フローはApple Payに対応しており、ウェブサイトとEメールの領収書には、ビデオの視聴、アルバムの事前追加、Apple MusicのEssentialsプレイリストの視聴へのリンクが含まれています。
しばらく前から、私はApple Musicがアプリ内から限定グッズやコンサートチケットを購入してお気に入りのアーティストを応援できる機能を提供すべきだと主張してきました。この動きは、Appleがサービスに注力する傾向とうまく合致するでしょう(Appleはすべての取引から手数料を徴収すると考えるべきです)。また、Apple Musicのロックイン効果も高まります(これらの限定特典はAppleのサービスでしか利用できないため)。さらに、アーティストにとっては、ソーシャルネットワーキングの試みに頼るよりも、ファンと直接つながるための統合された、より効果的なソリューションとなるでしょう。
ビリー・アイリッシュとの今回のコラボレーションは、まさにその方向への第一歩と言えるでしょう。Appleは限定版の販売を積極的に宣伝し、様々な限定コンテンツ(ビデオ、グッズ、Beats 1インタビュー)を単一のカスタムページに埋め込んでいます。2019年にメジャーリリースを控えている他のアーティストにも、Appleがこのアプローチを試し続けるとしても、驚きではありません。
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フェデリコはMacStoriesの創設者兼編集長であり、アプリ、開発者、iPad、iOSの生産性向上に焦点を当ててApple関連の記事を執筆しています。2009年4月にMacStoriesを設立し、以来Apple関連の記事を執筆しています。また、アプリの世界を探求する週刊ポッドキャスト「AppStories」、メディアなどを楽しく探求する「Unwind」、そしてポータブルゲームと携帯ゲーム機革命をテーマにした番組「NPC: Next Portable Console」の共同司会者も務めています。