Glifは、ここ数ヶ月MacStoriesで何度か取り上げてきたiPhone用の三脚マウント／スタンドです。毎日のように様々なアクセサリが発表・発売されていますが、アイデアから5ヶ月で市場に出るものは一つもありません。マーケティング、小売、製造の経験がない二人のアイデアから生まれたものも一つもありません。

Glifは、Kickstarterで注目を集めたクールなプロジェクトから、瞬く間にインターネットの人気商品へと躍り出ました。これは、このアクセサリーがクールで、製造・販売されるには人々の注目を集める価値があると考えた数十のブログや出版物のおかげです。開発者たちは現在、Glifのアイデアから実際の製品に至るまで、あらゆる詳細、写真、動画を掲載した興味深い「舞台裏」記事を公開しています。

当初から、シンプルさこそが私たちのデザインの重要な信条となることは明らかでした。哲学的な理由だけでなく、デザインの焦点を絞り、率直に言って実現可能なものにするためです。製造工程（可動部品、組み立てなど）に少しでも複雑さが加われば、プロジェクトの成功率は下がることは分かっていました。

スケッチを何度か繰り返した後、大まかな形状はすぐに決まりました。スマートフォンの角に取り付けて長辺に沿って配置し、その辺のほぼ中央に三脚ネジを配置するというものです。初期のデザインの重要な要素の一つは、Glifのシューの内側にある小さなペグで、ヘッドホンジャックに挿入して安定性を高めるためのものでした。私たちは二人ともこの機能に惚れ込んでいましたが、せっかくのお気に入りを台無しにするかのように、この機能がない方がデザイン的に（そして汎用的に）優れていることに気づきました。

Glifをまだ検討していない方は、こちらのウェブサイトをご覧ください。この便利なアクセサリーは2つの機能を備えており、たったの20ドルで手に入ります。