ニューヨーク・タイムズのiPhone向け公式アプリが昨日アップデートされ、一連の新機能とコンテンツが追加されました。これにより、2010年12月に最終アップデートされたiPad版と同等の機能性が実現しました。新バージョン3.0では、ニューヨーク・タイムズが近々導入するペイウォールやAppleのアプリ内サブスクリプションについては一切触れられていません。App Storeの説明では、iPhone版ニューヨーク・タイムズは依然として「2011年初頭まで無料」と記載されています。ニューヨーク・タイムズがウェブサイト、スマートフォン、タブレットアプリ向けに近々開始する有料サブスクリプションに対応するためのアップデートが、近日中にリリースされると予想されます。
ナビゲーションが改善され、スワイプで記事を切り替えることができるようになりました(iPhone 4のみ)。操作は全体的に非常にスムーズで、タッチ操作でのアプリ操作が格段に楽になりました。ブログ記事が追加されたことで、アプリ自体のコンテンツも充実し、通常の記事にも掲載されるようになりました。速報ニュースについては、リアルタイムの通知を重視する方のために、New York Timesアプリが閉じているときやバックグラウンドで起動しているときでも、主要なニュースイベントを通知する新しいプッシュ通知システムを導入しました。
セクションへは引き続き下部ツールバーの右端のタブからアクセスできますが、その横に新しく追加された「お気に入り」タブでは、セクションをブックマークして、後で読みたい記事を保存できます。iPadアプリとのオンライン同期機能、つまりiPhoneでブックマークしたセクションや記事がiPadに自動的にインポートされ、その逆も可能になる機能があれば嬉しいです。UIはいつものようにエレガントで、記事内に写真や動画が追加されたことで、アプリはさらに「視覚的」になりました。これらの写真や動画にも専用のセクションが用意され(ブックマークも可能)、Appleのデフォルトのメディアプレーヤーで問題なく再生できます。ただし、AirPlayストリーミングのサポートはまだテストできていません。
総じて言えば、iPhone版The New York Times 3.0は、コンテンツが大幅に増加し、「お気に入り」という興味深いアイデアも加わった素晴らしいアップデートです。しかし、近々有料化のためのアップデートが行われることは間違いありません。あるいは、この機能は既にアプリに組み込まれていて、開発者は3月28日を待って実装しようとしているのかもしれません。それまでの間、アプリは無料でこちらから入手できます。
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フェデリコはMacStoriesの創設者兼編集長であり、アプリ、開発者、iPad、iOSの生産性向上に焦点を当ててApple関連の記事を執筆しています。2009年4月にMacStoriesを設立し、以来Apple関連の記事を執筆しています。また、アプリの世界を探求する週刊ポッドキャスト「AppStories」、メディアなどを楽しく探求する「Unwind」、そしてポータブルゲームと携帯ゲーム機革命をテーマにした番組「NPC: Next Portable Console」の共同司会者も務めています。