数ヶ月前、私はMac版Witnessをレビューしました。これは、盗難コンピュータ追跡アプリ「Undercover」の開発元によるOS Xユーティリティで、リモートからマシンをロック/ロック解除したり、ウェブカメラとの連携により誰が使用しているかを確認したりすることを可能にします。Macのシステム環境設定パネル、iOS、そしてウェブで利用できるWitnessアプリは、Mac内蔵のFaceTimeカメラ（旧iSight）を活用して、ロックされたコンピュータを使用している人物の「マグショット」を送信します。また、Witnessは画面前の動きを検知し、何かが起こるとすぐにプッシュ通知を送信することもできます。

2台のMacをLion GMにアップグレードした際、新しいOSによってWitnessが壊れてしまい、Lionの新しいスクリーンセーバーとログイン画面で全く機能しなくなってしまったことに愕然としました。iPhoneやiPadからロックコマンドを送信できたのですが、アプリはロック画面でフリーズしてしまいました。Orbiculeの開発陣は一連のアップデートを経て、WitnessをOS X Lionと新しい認証ウィンドウに完全に統合しました。バージョン1.2では、従来のスクリーンセーバー方式に代わってこの認証ウィンドウが採用されています。これで、MacのロックをWitness独自のロックシステムから、またはLionのデフォルトのログイン画面から選択できるようになりました。

Lion の Witness によって起動されるスクリーンセーバー/ログイン画面

ちなみに、Witnessの通知機能はiOS 5ベータ版と既に連携しており、「動きを検知」したアラートは新しい通知センターに表示されます。WitnessはMacにとって素晴らしい追加機能で、メモリ使用量は最小限で、アラームシステムを起動して設定を開くためのメニューバーアイコンもオプションで用意されています。

ここで Witness アカウントを作成し (学生ライセンスは 39 ドル)、App Store から無料の Witness Remote アプリをダウンロードできます。