アプリの中には、一つのことだけを非常にうまくこなすものもあれば、多岐に渡りすぎて最終的に惨めに失敗するものもあります。優れたメモアプリかスケッチソフトのどちらかを選ぶことはできますが、両方を完璧にこなすことは到底不可能です。Note Hubは、メモ、地図、ブラウジング、描画、タスク管理など、実に様々な用途で使えるアプリを目指し、この慣習を打破しようとしています。なんと、電卓まで搭載されています。
Note Hub は、メモを取るためのアプリになることを目指していますが、いくつかのテストを行った結果、日常的にリッチ メディアを扱う必要があり、ユーザーフレンドリーなインターフェイスでコンテンツを整理したいと考えている「視覚的な」人々向けのアプリであると言わざるを得ません。
Note Hubは様々な機能を備えており、どれもかなり優秀です。ウェブを閲覧したり、ブックマークを作成したり、ウェブページをメールで送信したり、Posterousに公開したり、Dropboxに保存したりすることも可能です。ウェブページは画像として保存され、.webarchiveファイルやHTMLファイルとして保存されることはありません。繰り返しますが、これは.webarchiveファイルが何なのかさえ知らない人向けに作られています。また、ウェブページのスナップショットをローカルに保存し、内蔵の画像エディタで編集することも可能です。このエディタには、描画ツール、テキストツール、消しゴム、そしていくつかの色が用意されています。
作成したものはすべて、「プロジェクト」内のグリッドビューに単一の「ページ」(サムネイル)として保存されます。プロジェクトは好きなだけ作成でき、不要になったらアーカイブできます。プロジェクト全体を画像添付やテキスト形式でメールで共有することも可能です。
その他の機能について言えば、Note Hubは非常に基本的なアプリケーションです。電卓には科学計算用の関数がいくつか備わっていますが、フル機能でありながらシンプルなCalcbotには遠く及びません。タスクリストはどのオンラインサービスにも同期できず、メモ機能も簡素です。
総合的に見て、Note Hubはそれほど悪いアプリではありません。ただ、iOSデバイスでフル機能のアプリやミニマリズムを求めるギークには向いていません。しかし、たまにメモを取るのに抵抗がなく、すべてを視覚的に整理したいカジュアルユーザーにとっては、Note Hubは最適だと思います。後者のカテゴリーに属し、Note Hubに興味がある方は、App Storeで2.99ドルでダウンロードできます。ライト版も利用可能です。
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