WebPは、Googleが先週発表した新しい画像フォーマットです。高品質でありながら軽量な画像を利用するためのツールを提供することで、ウェブの高速化を目指しています。Googleのエンジニアは、画質と解像度を維持しながら、通常のJPEGファイルよりもさらにサイズを小さくする画像を圧縮する方法を考案しました。技術的な詳細については、以下をご覧ください。

WebPは予測符号化を用いて画像をエンコードします。これは、VP8ビデオコーデックが動画のキーフレームを圧縮するために使用する手法と同じです。予測符号化では、隣接するピクセルブロックの値を用いてブロック内の値を予測し、実際の値と予測値の差（残差）のみをエンコードします。残差には通常、多くのゼロ値が含まれるため、圧縮効率が大幅に向上します。その後、残差は通常通り変換、量子化、エントロピー符号化されます。WebPでは可変ブロックサイズも使用されます。

新しいファイル形式であるため、まだブラウザでは正式にサポートされていません。近いうちにサポートされるかもしれませんが、現時点ではGoogleの技術で何ができるかを示すクールな開発者向けプレビュー版です。MacブラウザでWebPを今すぐ有効にする方法をご紹介します。

OS X用のWeppyプラグインをダウンロードしてインストールするだけで、WebPでエンコードされた画像をWeb上でインライン表示できるようになります。インストールはとても簡単です。

プラグインをこちらからダウンロードし、.DMGファイルを開いてください。中には2つのファイルがあり、これらが実際にインストールする必要があるプラグインです。Webkitベースのブラウザ（Safari、Chrome）とNetscapeプラグインをサポートするブラウザ（Firefox、Camino）の両方をサポートしています。

プラグインをインストールするには、両方のファイルを、コンピュータ上のすべてのユーザーにインストールする場合は/Library/Internet Pluginsに、現在のユーザーにインストールする場合は~/Library/Internet Pluginsにコピーします。最後に、ブラウザを再起動してWeppyの公式ページにアクセスしてください。

これで完了です。2枚目の画像が見えますか？これでWeppyが正しくインストールされました。