
ベンジャミン・メイヨー氏が開発したWriting Aidは、単語の定義と意味、類義語を組み合わせた0.99ドルのiPhoneアプリです。検索フィールドに検索語を入力するだけで、Writing Aidは様々な意味や定義を常に提示することで、ライターズブロックを解消し、文章をより豊かで説得力のあるものにします。
ここ数年、ライター向けアプリを数多く取り上げてきましたが、最近ではWriteRightとPhraseologyに焦点を当てています。Writing Aidはこれら2つのアプリよりも明らかにシンプルで、設定不要の環境のため、ユーザーが情報源(アプリのデータはWiktionaryから取得)やメイン画面に表示される結果をカスタマイズする余地がありません。検索フィールドに入力すると、検索結果が下にタップ可能な単語として表示されます。いずれかの単語をタップすると、定義画面に切り替わり、上部には同義語のアニメーションティッカーが表示されます。
Writing Aidの特徴は、表現の意味を逆引きして、より興味深い単語を見つけられる点です。「copying someone else(誰かをコピーする)」と入力すると「imitation(模倣)」や「plagiarize(盗用する)」が、「piece of paper(紙片)」と入力すると「sheet(シート)」「folio(フォリオ)」「quire(書物)」「slip(スリップ)」が表示されます。この機能は、アプリが認識する表現をうまく引き出せた時は便利ですが、常に英語力の向上を目指している非ネイティブスピーカーの私にとっては、アプリが理解できるフレーズを思いつくのがやや難しかったです。よく使われる表現を一覧できるインデックス、あるいは少なくとも入力時に表現が引き出されそうかどうかを確認できるヒントや提案があれば嬉しいです。
Writing Aidのシンプルさが気に入っています。単語を一つ調べると、定義がすぐに表示され、検索結果の選択肢も豊富です。さらに、上部に表示される類義語は、より深く掘り下げてより多くの単語を見つけるのに便利です。Writing Aidは、TerminologyやWordBookのようなフル機能のソリューションの代替にはなりませんが、0.99ドルという価格を考えると、使い勝手の良い軽量辞書です。
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フェデリコはMacStoriesの創設者兼編集長であり、アプリ、開発者、iPad、iOSの生産性向上に焦点を当ててApple関連の記事を執筆しています。2009年4月にMacStoriesを設立し、以来Apple関連の記事を執筆しています。また、アプリの世界を探求する週刊ポッドキャスト「AppStories」、メディアなどを楽しく探求する「Unwind」、そしてポータブルゲームと携帯ゲーム機革命をテーマにした番組「NPC: Next Portable Console」の共同司会者も務めています。