
Appleは本日、開発者向けサイトのアップデートで、今後発売されるHomePodデバイスにSiriKitのサポートが組み込まれると発表した。
iOS 11.2では、HomePod用のSiriKitが導入されました。HomePodは、素晴らしいサウンドを奏で、再生場所に合わせて自動的に反応し、Apple Musicに瞬時にアクセスできるパワフルなスピーカーです。HomePodは、日々の疑問やタスクを解決してくれる便利なホームアシスタントとしても活躍します。Siriのインテリジェント機能により、ユーザーは自然な音声操作でHomePodを操作できます。また、SiriKitを使えば、メッセージ、リスト、メモなどのiOSアプリにもアクセスできます。SiriKitの統合が最新であることを確認して、今すぐアプリの音声のみのエクスペリエンスをテストしましょう。
HomePodが6月のWWDCで初めて発表された際、SiriKit経由でサードパーティ製アプリをサポートするかどうかについては何も言及されていませんでした。9月の基調講演でHomePodに関する詳細が明らかになると期待する声もありましたが、その基調講演は何も発表されずに終了しました。本日、HomePodの発表以来初めて、公式ソースから新たな情報が明らかになりました。
HomePodの発売時点では、メッセージ、リスト、メモのみがSiriKitの対応ドメインとなりますが、今後さらに多くの機能が追加される見込みです。つまり、HomePodはTelegramでメッセージを送信したり、TodoistやThingsでタスクを作成したり、Evernoteでメモを作成したりといったことができるようになります。
HomePod 上の SiriKit がどのように機能するかについての情報は、Apple の完全な SiriKit サイトに掲載されており、次のような詳細が記載されています。
Siri は HomePod で行われた SiriKit リクエストを認識し、それらのリクエストをユーザーの iOS デバイスに送信して処理します。
つまり、HomePodのSiriKitサポートは、Amazon Echoなどの競合製品とは根本的に異なる道を辿ることになります。Echoのサードパーティ製Alexaスキルは、ほとんどの場合、他のデバイスとは完全に独立して操作できます。少なくとも当面は、HomePodのサードパーティ製サポートは、近くにあるiPhoneまたはiPadに依存します。
HomePodの詳細はまだ不明な点が多い。例えば、SiriKitリクエストやiCloudリクエストが特定のユーザーのデバイスに紐付けられるのか、あるいは家族がユーザー固有の方法でデバイスを操作できるようになるのか、まだ不明だ。時が経てば全容が明らかになるだろうが、今のところ、HomePodが少なくとも一部のサードパーティ製アプリのサポートを備えて発売されるという情報は朗報と言えるだろう。
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