Firefox 6（別名Aurora）の開発サイクルが始まったばかりで、ラフなアルファ版がテストとフィードバックのために公開されています。他のアルファ版と同様に、現時点ではまだ未完成の状態ですが、注目すべき新機能がいくつか含まれています。

これらの新機能には、Panaoramaの新機能、強化されたHTML5サポート、新しい開発者ツール、改良されたアドオンマネージャ、そして新しい権限マネージャウィンドウが含まれます。権限マネージャの興味深い点は、ユーザーがサイトごとにCookie、ポップアップ、オフラインストレージ、位置情報へのアクセスについて異なる権限を付与できる点です。これにより、ユーザーのプライバシー管理が強化されます。開発者は、サイト上でJavaScriptスニペットを構築・テストできる「スクラッチパッド」などの新機能にきっと感銘を受けるでしょう。

Firefox 5がベータ版になったのがほんの1週間ほど前なのに、なぜAuroraがアルファ版になったのかと不思議に思われるかもしれません。これはすべて、Mozillaの開発サイクルによって、常に3つのメジャーバージョンが開発中であることが求められているからです。そのため、Firefox 4がメインストリームの安定リリースビルドとなり、バージョン5はベータ版、そして現在バージョン6がアルファ版（またはAurora）ビルドとして開発中です。Firefox 6のアルファ版は、こちらからダウンロードできます。

[Electronista経由]