iPhoneのiOS 4.1に大きなバグがあるようです。スリープ/電源ボタンと偽の緊急通話を組み合わせると、デバイスがロックされている場合でもiPhoneの連絡先リストと電話キーパッドにアクセスできてしまうのです。私は実際にこの方法を試してみましたが、確かに機能しました。iOSのパスコードロックチェックを回避し、友人に電話をかけることができました。

このバグは最初にMacRumorsフォーラムで発見され、MacMagazine（ブラジルのウェブサイト）の動画で詳細が説明されました。多くのMacRumorsフォーラムメンバーは、既にAppleにこのバグを報告したと主張しています。このバグは、ジェイルブレイクされていないデバイスとジェイルブレイクされたデバイスの両方で発生します。

このバグを再現するには、パスコードロックをオンにしてデバイスをロックしてください。ロック画面で、左下にある「緊急通報」をタップします。次に、存在しない緊急電話番号（私は#946494を試しました）を入力します。通話を開始し、赤いボタンが表示されたらすぐにスリープボタンを押します。連絡先リストが表示されます。

また、この「強制Phone.appモード」では、ホーム画面に戻ることはできませんが、アプリをタップしても機能しないにもかかわらず、マルチタスクトレイを呼び出すことはできます。SBSettings（脱獄必要）を表示させることはできましたが、これも機能しませんでした。この強制モードからロック画面に戻るには、新しい通話を開始して終了してください。@abrahamveghも指摘しているように、電話アプリを強制終了しようとすると音声コントロールが起動します。この欠陥により、デバイスへのフルアクセスは許可されないようですが、それでも電話をかけたり連絡先にアクセスしたりすることは可能です。

更新：Abraham氏の報告によると、Field Testアプリケーションは「保護モード」では起動しませんが、メールへのアクセスは可能です。連絡先をタップし、「連絡先を共有」すれば、あっという間にメールを送信できます。ご想像の通り、メールへのアクセスは設定済みのメールアドレスと連絡先をすべて公開します。MMSの共有も同様です。

以下のMacMagazineのビデオをご覧ください。もしあなたのデバイスでもバグを再現できた場合は、コメント欄でお知らせください。