iOSの人気ドキュメントスキャンアプリ「Scanbot」の最新アップデート「Scanbot 7」が本日リリースされました。Appleがメモアプリに独自のスキャン機能を導入して以来、Scanbotにとって初のメジャーバージョンアップとなるため、特に注目を集めています。Appleが既存のサードパーティ製アプリと競合する無料アプリや機能を導入するたびに、開発者は自社アプリの継続的な価値を証明しなければならないというプレッシャーにさらされます。Scanbotは既にメモアプリのスキャン機能にはない様々な機能を提供してきましたが、本日のアップデートでは、優れたアプリをさらに進化させる、思慮深い機能強化がいくつか追加されています。

Scanbot 7では、スキャン画像用の5つのカラーフィルターをそれぞれ細かく調整できます。各フィルターには3種類の調整を行うためのスライダーが用意されています。ほとんどのフィルターでは「明るさ」、「カラー」、「コントラスト」のオプションがあり、グレーフィルターでは「明るく」、「暗く」、「カラー」のオプションがあります。すべてのスキャン画像が同じというわけではありません。スキャンの良し悪しは、撮影する文書の種類と照明条件によって異なります。そのため、フィルターをより細かく調整して、すべてのスキャン画像を可能な限り美しく仕上げることができるのは素晴らしいことです。

2つ目の新機能は、複数のスキャンファイルを1つのPDFに結合する機能です。これは、以前のスキャンファイルを閲覧中に右上隅のチェックマークをオンにし、複数のスキャンファイルを選択して「結合」をクリックすることで実行できます。結合するドキュメントのページ順序を変更したり、元のドキュメントを完全に置き換えるか、結合後にそのまま残すかを選択したりできます。このような作業はPDF Expertなどの他のアプリでも実行できますが、特にスキャンファイルをまとめて他の人に送信する必要があるような状況では、アプリ内で実行できるのは便利です。

Scanbot 7では検索機能が強化され、文字を1文字も入力する前からオートコンプリート候補が表示されるようになりました。これにより、Scanbotの検索画面は私がこれまで使ったアプリの中でも最高のものの一つとなっています。また、本日のアップデートでは5つの新しいテーマオプションが追加されました。中でも私のお気に入りは「ハイコントラスト」です。これは真の白黒を使用し、インターフェースに美しいコントラストをもたらします。特にiPhone XのOLEDディスプレイではその効果を発揮します。

スキャンソリューションをお探しで、Apple Notesよりもパワフルでカスタマイズ性に優れたアプリをお探しなら、Scanbot 7はこれまで以上に優れた選択肢です。強力な機能はすべて使いやすく、アプリには快適な操作性を実現する、考え抜かれたデザインが施されています。

Scanbot 7はApp Storeで入手可能です。