
人気の iPad スケッチ アプリ Paper とハードウェア アクセサリ Pencil のメーカーである FiftyThree は本日、iOS 8 で Pencil で描いた線の太さを Paper が決定できる機能、Surface Pressure を発表しました。
現行バージョンのPaper Pencilでは、通常のペンと紙、あるいはMicrosoftのSurfaceのような筆圧感知機能に対応したタブレットのように、スタイラスペンの先端の角度を変えたり、筆圧を調整したりすることで、画面に線を描く方法を制御できません。Paperユーザーにアプリ専用に設計された公式ハードウェア製品を提供するために昨年11月にリリースされたPencilは、Bluetooth経由でiPadに接続しますが、マルチタッチ面におけるペン先認識などのより高度な機能を実現するには、OSとのより緊密な統合が必要です。
MacRumorsによると、iOS 8には新しい「可変タッチサイジング」技術が追加され、開発者はデバイス画面上のタッチポイントのサイズを認識し、アプリの動作を調整できるようになります。本日公開されたプロモーションビデオで紹介されているように、FiftyThreeはiOS 8の新しいAPIを活用して、より自然なペンシルユーザー体験を提供します。ペンシルの先端で画面をタッチすることで細い線や細かいディテールを描くことができ、ペンシルの角度のついたエッジの広い表面により、画面上の設定を変更することなく、陰影や太いストロークを滑らかに描くことができます。
ブログ投稿より:
Surface Pressure により、Paper の各ツールに新しい機能が加わります。描画時に塗りつぶしを高速化したり、スケッチ時に陰影を付けたり、消去時にさまざまな幅で削り取ったりできるようになります。
Pencilの持ち方を変えるだけで、描画スタイルを自由に切り替えられます。設定メニューを操作して作業を中断する必要はありません。この新機能はPencil独自のもので、今秋のPaperアップデートで既存のPencilユーザー全員が利用できるようになります。
FiftyThreeによると、Surface Pressureは今秋iOS 8と同時にリリースされる予定で、同社はPencilをより多くの国際市場に展開できるよう取り組んでいます。プロモーションビデオは以下からご覧いただけます。
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フェデリコはMacStoriesの創設者兼編集長であり、アプリ、開発者、iPad、iOSの生産性向上に焦点を当ててApple関連の記事を執筆しています。2009年4月にMacStoriesを設立し、以来Apple関連の記事を執筆しています。また、アプリの世界を探求する週刊ポッドキャスト「AppStories」、メディアなどを楽しく探求する「Unwind」、そしてポータブルゲームと携帯ゲーム機革命をテーマにした番組「NPC: Next Portable Console」の共同司会者も務めています。